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〒861-3106 熊本県上益城郡嘉島町上島字長池2232

イオンモール熊本1階PeTeMo内

ノミ・ダニ予防

ノミやマダニは当院でも毎年非常に多くの子で見られ、寄生すると吸血、痒みを引き起こすだけではなく、様々なトラブルの原因となります。ノミやマダニが媒介する疾患は数多くあり、人にも感染する病気を媒介します。

   

ノミ

ノミの成虫は2mmほどの大きさで肉眼でも見えますが、ノミの卵は 0.5mmほどの大きさで肉眼ではほぼ見えません。 大食漢の寄生虫で1日に、自分の体重の15倍もの血液を飲みます。

13℃を超えると繁殖可能なため、室温はノミにとって過ごしやすい気温です。
ノミ1匹あたり1日で約30個の卵を産むので、一度室内に侵入すると根絶が大変です。

ノミ媒介性疾患として、アレルギー皮膚炎や瓜実条虫症があります。 瓜実条虫症は、人間にもうつります。
     

マダニ

マダニはSFTS(重症熱性血小板減少症候群ウィルス)という人や動物に重篤な症状を起こすウィルスを媒介します。

血を吸う前の成虫は、4~8mmの大きさですが、血を吸うと何倍にも大きくなります。 繁殖力が強く、数百~数千個の卵を産むことができます。

マダニは体に食いついてゆっくり吸血する習性があり、成ダニは1週間かけて吸血します。 刺されてから2日を過ぎると強力な接着剤のようなもので皮膚にくっついてしまうので、除去するのが困難になります。刺される前に予防薬を使うことが大切です。

マダニが媒介する疾患として、バベシア症、日本紅班熱、ライム病、コクシエラ症、エールリヒア症、ヘモプラズマ症、SFTS があります。



血を吸って大きくなったマダニ

ノミ・マダニ予防

一度ノミ、マダニ媒介性疾患に罹患すると治療するのに時間も手間もかかります。感染する前の予防が大切です。

月に1回または3ヶ月に1回の投薬や、月に一回のスポットタイプのお薬で簡単に予防ができます。

熊本では春や夏の温かい時期だけではなく、冬にもノミダニに感染する子がいます。
1年を通じた継続的な予防をお勧めいたします。

Kashima Animal Clinicカシマ動物クリニック

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診療時間

水曜:10-12時・15-18時
土曜:10-12時・15-17時
月・火・木・金・日・祝日・第1水曜:休診
(第1水曜が祝日の場合は第2水曜日が休診となります。)