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〒861-3106 熊本県上益城郡嘉島町上島字長池2232

イオンモール熊本1階PeTeMo内

避妊・去勢

当院では繁殖を希望されないワンちゃん・猫ちゃんには、雄雌ともに避妊・去勢をすすめています。

近年では完全室内のワンちゃん、猫ちゃんが多くなり、繁殖防止というよりも発情行動からくる問題の解決、また将来的な病気の予防の観点から避妊、去勢手術は非常に重要となっています。

発情は交尾をして子孫を残すという本能によるもので、犬猫にとっては自然な行動です。発情しているのに交尾ができないことは、犬や猫にとって大きなストレスの要因となり、ホルモンバランスが崩れ、様々な疾患を引き起こす原因ともなります。

また、発情によって生じる、大きな声で鳴く、外に出たがる、マーキング(尿スプレー)をする、攻撃的になる、トイレ以外の場所で粗相をする等の行動は、人間にとっては問題行動でも、犬や猫にとったら自然な行動です。

犬や猫は野生の動物ではなく、人間が人間の為に、その繁殖に関与し創り出した、自然の生態系の中には存在できない動物です。 妊娠を望まれないのであれば、犬猫の健康と家庭での生活をより良いものとするために、私たち人間が家族である犬猫を「自然」から生じるトラブルから守ってあげることが必要ではないでしょうか。

避妊・去勢を行うメリット

避妊手術のメリット

  • 望まない妊娠を予防
  • 発情によるストレスの軽減
  • 飼主さんにとって問題となり得る発情行動の軽減
  • 乳腺腫瘍の予防
    避妊手術を受けていない猫は、発情に伴うホルモンの分泌により乳腺が刺激され、乳腺腫瘍になる可能性が高いとされています。避妊手術を受けた猫と比較して7倍のリスクがあると報告されています。
  • 子宮蓄膿症の予防
    子宮内に膿が溜まってしまう命に関わる病気です。黄体ホルモンの分泌が関与しており、避妊手術を受けることで発生率を下げることができます。
  • 卵巣腫瘍などの予防
    卵巣を摘出することで、これらの腫瘍が発生しなくなります。

去勢手術のメリット

  • 発情によるストレスの軽減
  • 攻撃性、大声でなく、マーキングなどの飼主さんにとって問題となり得る行動を軽減
  • 精巣や前立腺のトラブルの予防
  • 肛門周囲腺腫、精巣腫瘍などの性ホルモン関連性腫瘍疾患の予防

去勢手術を受けたオス猫は、去勢手術を受けていないオス猫より平均62%長生きしているという報告もあります。

避妊・去勢手術の時期

避妊手術は生後6カ月くらい、去勢手術は生後6カ月くらいが目安です。

一度発情期を迎えた場合、手術後も発情行動が残ることもあるようです。発情期を迎える前の避妊手術をお勧めします。

当院での避妊・去勢手術

当院では、まずは安全に麻酔をかけられる体かどうかの術前検査を行った後、経験豊富な執刀医、また麻酔医管理のもと、心電図や血圧、体温、血液中の酸素濃度などのモニターをしながら全身麻酔により、卵巣と子宮を取り去る卵巣子宮全摘出手術、精巣を取り去る精巣摘出手術を行っております。

手術では体内に縫合糸を残さない最新の血管組織シーリングシステムを用いて行います。

術中、術後の鎮痛も積極的に行っています。


Kashima Animal Clinicカシマ動物クリニック

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イオンモール熊本1階PeTeMo内
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FAX 096-234-6436

診療時間

水曜:10-12時・15-18時
土曜:10-12時・15-17時
月・火・木・金・日・祝日・第1水曜:休診
(第1水曜が祝日の場合は第2水曜日が休診となります。)