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〒861-3106 熊本県上益城郡嘉島町上島字長池2232

イオンモール熊本1階PeTeMo内

スタッフからのメッセージMessages from the staff

カシマ動物病院のスタッフより、病院での日々やワンちゃん・猫ちゃんに関する情報、プライベートについて等をお伝えしていきます。

あけましておめでとうございます

2024/01/01 藤原先生

あけましておめでとうございます。獣医師の藤原です。

旧年中に限らずこの五年間大変お世話になりました。
思い返せば私が五年前に佐賀から熊本に就職してからの初めての出勤がこのカシマ動物クリニックでした。それから本当にたくさんの方に育てていただいた思いです。
普段本院のさくま動物医療センターに通われているオーナー様が「家からこちらの方が近いの、買い物の時に便利」とお声がけ頂いたり、「こんなところに病院があるの知らなかった!」、「ここで手術までできるなんて!」と言っていただいたり、「ペットショップでここで予防などは聞いたらいいと教えてもらったから」とさまざまな形でご利用いただけましたこと、心より感謝申し上げます。
さくま動物医療センター改修中もコロナ禍でイオンモールが休館になったときもカシマ動物クリニックのスタッフや機器が頑張ってくれました。

この度カシマ動物クリニックを閉院することとなり、通われているオーナー様からも「引き続きの診療はどうなる?」などご心配の声をいただく機会もございますが、カルテやスタッフは城南町の本院、さくま動物医療センターにて、変わらず対応させていただきますのでこれからもご愛顧いただけますと幸いです 。

これからも変わらず皆様と皆様のご家族が健やかで楽しい毎日を過ごされること心より願っております。

残り少ない期間とはなりますが、最後まで誠心誠意「動物たちの命に添う獣医療」を提供してまいりますので、新年もどうぞよろしくお願いいたします。





閉院のお知らせについて

2023/12/01 より子

こんにちは。カシマ動物クリニックおよびさくま動物医療センターの事務長をしています佐久間より子です。
お知らせの通り、1月末日を持ちましてカシマ動物クリニックを閉院することとなりました😿

開院する時もドタバタとしておりましたが、開院後もドタバタとしてあっという間の5年間でした。しかし、動物病院として成長させていただいた5年間でした。

熊本イオンモールの中にカシマ動物クリニックという分院を開院することができ、多くの方にカシマ動物クリニックだけではなく、本院さくま動物医療センターの存在を知っていただくことができました。カシマ動物クリニックでの診療日数は限られたものだったのですが、多くのワンちゃん猫ちゃんに来ていただきました。そして、カシマ動物クリニックから、またイオンペット様やペットプラス様からのご紹介いただいたこともあり、本院の来院数が大幅に増えました。おかげさまでこの5年の間で、本院での診療の質を向上させるために改築やCT等の最新の医療機器の導入、さらに今年は駐車場を大幅に拡大することができました。分院を開院したことで本院の知名度が上がり、地域の中核病院となることができたと思い、イオンペット様からお話をいただき、分院を開院することが頂いたことは本当に感謝でしかありません。

今回以前よりも忙しくなった本院での診療に全力を注ぎたいという思いもあり、イオンペット様との契約終了に伴いカシマ動物クリニックは閉院することといたしました。なので、これからは、さくま動物医療センターでの診療および接遇の質をさらに向上させ、質の高い「動物たちの命と飼い主様の心に「添う」獣医療」を提供していこうと思います。(と言いましても裏方の私ではなく、獣医師や動物看護師等がですが。。。。(笑))

また、これからもイオンペット様やペットプラス様との協力関係は継続させていただきますので、場所は変わりますけれども、熊本イオンモールにいらっしゃる皆様とのご縁も引き続き継続させていただきたいと思います。来年もどのような年になるか分からないですが、変化し続けるさくま動物医療センターをよろしくお願いいたします!





保護猫

2023/11/01 飯田さん

こんにちは!看護師の飯田です。
朝晩涼しくなり、少しずつ冬が近づいてきている季節となりました。
皆様、体調はいかがでしょうか。

私は今年から実家を離れ一人暮らしを始めました!
実家では保護猫で以前から飼っている10匹と保護ボランティアでお預かりしている8匹の猫ちゃんを飼っています!
最初は1匹だったのに気づけばこんなに増えていました😅
でもそれも最初に保護した子から始まったことで、その子と出会わなければ保護活動にも興味を持っていなかったと考えると感謝しています。

保護するというのは口で言うのは簡単ですが、いざするとなると避妊去勢や予防関係などの医療費でお金もかかってきたり、里親を探すのに譲渡会に出したりと時間もかかります。
でもそれをすることによって、素敵なお家との出会いやその子たちの幸せを考えると大事なことだなと思うと共に、それがストレスになっているかもしれないと考えると難しいことだなとも感じます。
無責任に飼われ、多頭飼育崩壊や充分な環境のもとではないため、病気になってしまったりといったこともあります。
そのような動物を守るためにも、もう少し動物を飼うことに対する正しい知識を学ぶことが大切だなと思っています。

もっと看護師として勉強して保護活動にも貢献できるような人になりたいなと考えています!
まだまだ未熟で至らない点が多いですが、精一杯飼い主様と動物さんの支えになれるよう日々精進していきたいと思います!



写真は今年の4月に亡くなってしまいましたが、一番最初に拾った猫ちゃんです🐱



出産予定が・・・

2023/10/01 村上先生

こんにちは、朝が涼しくなり、秋を感じるようになってきました。
個人的にも普段風邪をひくことは滅多にないのですが、咳が出たりと風邪のような症状が出ました。飼い主様も体調には気を付けてくださいね。

私事ですが、今年は色々と変化がありました。結婚をして、結婚式を挙げて、引っ越しをして、子供がまもなく生まれる予定で、その準備をしたりと、特に出産は私が産むわけでもないですが、初めてのことで不安もありますが、妻と協力して子育てするのを楽しみにも思っています。
チャイルドシートやベビーカー、赤ちゃんの服を買ったり、ミルクを消毒する器具や絵本を買ったり、正直何が必要なのかよく分からない状態です。
ただ助産師さんにお話しを聞きにいくことで、前よりも出産に緊張感なく臨めそうにも思います。
普段今まで以上に子供連れであったり、赤ちゃん連れの家族がどんなベビーカーつけているかだったり、抱っこひもつけているかだったりと、自分の見る視点も少し変化したように思います。

9月15日から妻は正産期(37週齢)になり、いつ赤ちゃんを産んでも大丈夫な時期に入りました。
私も妻と子育てを一緒にするために、半年間育児休業をとります。
職場で一緒に働いているメンバーや、飼い主様にも大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解の程よろしくお願いします。
今まで私が診てきた慢性の疾患で通院されている飼い主様には特にご迷惑をおかけしますが、他の獣医師に引継ぎを致しますので、これまで通りに、通院をしていただけたらと思います。

・・・・・

と今月のメッセージを書いていて、10月6日出産予定でしたが、急遽、9月27日に妻が産気づいて、28日朝にはスムーズに無事に、男の子が産まれました。


まだ予定日からは9日ほどあったので、その時点までで、調べた情報では陣痛からではなく、破水からくるのは10%ほどだと認識しており、まさかという思いでもありました。
また出産時は、たまたま仕事が休みの日でもあり、お産に私自身立ち会えたことはとても、よかったなぁ、有り難かったなぁと思っています。
そして感動的でした。
赤ちゃんがうまく調整してくれたのかなぁとも思い、早速息子に感謝しています。

今のところ、母子ともに大きな問題もなく過ごせており、私自身、会社にも飼い主様にもご迷惑をおかけしますが、急遽育休を取らせていただき、まだ歩くのも辛そうな妻や、赤ちゃんのそばにいることが出来て、とても感謝しています。
出産後の産褥期も産後うつなどのトラブルも聞きますし、母子ともにまだまだ不安定な時期でもありますが、精一杯やれることはやろうという気持ちです。


ノミダニ予防

2023/09/01 加藤さん

こんにちは!看護師の加藤です!
9月に入り、まだ厳しい残暑が続いておりますがいかがおすごしでしょうか??
私は夏よりも秋や冬の涼しいほうが好きなので少しでも早く涼しくなってほしいなと毎日思ってます(笑)

今回はノミダニの予防についてお話しします🐶🐱
ノミダニの予防?なんで必要なの?ずっと室内だからしなくてもいい?と思われる方もいらっしゃると思います。
ノミとマダニがいることによって引き起こす病気、人にうつしてしまう病気があり、ノミダニは室内外を問わずさまざまな場所に生息しています!

まずはノミについてです。ノミは暗くて湿ったところを好みます。室内に侵入すると、ベッドやカーペットで増えていきます。 ノミに寄生されると皮膚に痒みがでたり、グルーミングの際にノミが口から体に入ると寄生虫に感染してしまいます。他にもノミが媒介する猫ひっかき病というのもあります。バルトネラ菌を保有するノミの吸血によってわんちゃんやねこちゃんに感染、保有しそのわんちゃん、ねこちゃんに人が引っ掻かれたり、噛まれたりすることで人にも感染します。

次はマダニについてです。マダニは森林や草むらに生息し、人や動物から吸血する機会を狙っています。マダニに噛まれても痛みがないため血を吸われていることに気づきません。そして、マダニはたくさんの病原体を媒介しています。吸血による貧血や皮膚炎だけでなく、人間にも感染するもので知っている方が多いSFTSもマダニが媒介する感染症です。

このように体の小さいノミ、ダニと言ってもたくさんの病気があるのです。
「うちの子はお散歩にも行かないし、室内だから大丈夫!」と思われてる方も多いと思いますが、飼い主さんが外出した際に服や靴にノミやマダニがくっつくことで家の中に持ち込んでしまうこともあるのです😨
動物さんにも人間にも、感染すると大変なことになってしまうことでも予防をすることで防ぐことのできる病気もあります!

当院ではノミ、マダニの予防は一年中していただくことをおすすめしています。
皮膚につけるタイプ、食べるタイプ、1ヶ月効果のあるもの、3ヶ月効果のあるものとお薬の種類も沢山ありますのでその子に合った予防をしていきましょう!✊🏻



写真はこんなに毎日暑いのに一緒にベットにいたので可愛くて撮りました(笑)
たまには喧嘩もしますがなんだかんだ仲がいいんだなと改めて思いました🐶💗

真夏のお散歩

2023/08/01 田中さん

こんにちは、看護師の田中です。
1日中暑い日が続いており日中は35度を超える日も多くありますね💦私はどちらかというと寒さが苦手なので夏は平気で過ごしてましたが最近は夏バテをしてます😅

夏本番になって来ると愛犬の散歩の時間に苦労しますね(´・ω・`)今回は夏の散歩についてお話します🐶

日差しが強い夏場は、道路の照り返しに注意して下さい。ワンちゃんは人よりも低い位置にいるため、環境温度が高くなります。道路自体も、温度が高くなっていないか注意が必要です。日が高い時間や日が落ちた直後で、直射日光があたっていた場所は、思った以上に温度が高くなっていることがあります。また、マンホールなどの蓋も要注意です。そこに素足の犬が乗ると、肉球をやけどしてしまう可能性があります。

お散歩は早朝や日が暮れてからなどの涼しい時間を選びましょう!たとえ真夏以外でも、日陰など涼しい場所を歩かせるようにするなど注意が必要です。散歩は欠かせない日課ですが、外出する時間帯を考えたり暑さ対策のグッズを駆使したりすることで、ワンちゃんが無理なく散歩できるように備え、楽しくワンちゃんと過ごしましょう😄

我が家の愛犬は夕方になると散歩の催促をしてきますがまたまだ暑い時間なのでストレスにならない程度に待ってもらってます笑



今年初めて花壇にひまわり🌻を植えた所、1つだけ綺麗に咲きました✨今はそのひまわりを見るのが最近の日課です笑
今までは夏は野菜が育ってくれれば嬉しかったですが色々な花を植えたくなりました🌸

はじめまして!

2023/07/01 丸山さん

こんにちは。
本年度からカシマ動物クリニックで働かせていただいております丸山咲紀と申します。

私は1匹のワンちゃんと3匹のネコちゃんを飼っています!🐶🐱
動物看護師を目指すきっかけとなったのが、飼っているワンちゃんが白内障になったことがきっかけでした。
病気について詳しく勉強したり、他にも動物にはどんな病気があるのかなど知りたく、勉強した知識を他の方のお役にも立てるようにと思い、目指しました!

まだまだ力不足ですが、飼い主様に安心して頼って頂けるように精一杯頑張りますのでよろしくお願い致します。
コミュニケーションを取ることも好きなのでお会いした時はぜひ話しかけていただけると嬉しいです😊

写真は飼っているワンちゃんネコちゃんです🎶




植物と動物

2023/06/01 藤原先生

夏を感じる季節となってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
我が家は借家の庭で細々とオクラ、ミント、ローズマリー、ニンジン、大豆、ピーマン、シソにバジルなどとちょっとずつ育てており、収穫にむけ毎朝「大きくなってるかな?」とみるのが日課となっております。

そんな風に園芸をされている方には楽しみな季節ではありますがご注意いただきたいのがお庭やベランダの植物のワンちゃん猫ちゃんの誤食です。
「多少食べられてもいいよ、いっぱいあるし」というおおらかな心構えの問題ではなく中には中毒植物があるので今回はこの季節に特に注意していただきたいものをご紹介します。

まず梅雨の代名詞アジサイは葉にも蕾にも毒成分があるとされ、剪定した後のお掃除もしっかり行ってください 。
他にも夏野菜のトマトは葉や茎に、夏休みの自由研究の定番アサガオには種子に有毒成分があります。
花が奇麗なユリもこの時期に開花しますが、猛毒として知られており葉も花も花粉も雄しべもすべて有毒です。中毒症状が出ると1週間以内に亡くなる可能性が高いとされ家の中でも屋外でも要注意です。

植物ではありませんが梅雨時期に増えてしまい駆除する機会があるのがナメクジです、近年は比較的犬猫に毒性の少ない成分のものも市販されていますが、昔からある「メタアルデヒド剤」は犬猫で痙攣や昏睡状態につながる可能性がありますので誤食してしまわないよ うにご注意ください。

自然の中には人工物では無くても有毒なものは多数あり、一般的に自然毒と呼ばれています。
「きっとうちの子は自分で毒があるかわかっていて安全なものだけ食べている」という考えは非常に危ういため、よくわからない植物を食べさせないなど、対策をしていただければ幸いです。

毎年どうか皆様ご安全に。



写真はカモミールとニンジンの葉っぱの間から覗く枝豆です。園芸をされてる方からしたら密すぎるとお叱りを受けそうですが、ありがたい事にたくましく育ってくれてます。

蚊の季節

2023/05/01 村上先生

こんにちは、獣医師の村上裕一です。
暖かい日と寒い日の波が繰り返すような日が続いていますが、 日々の体調管理には皆さん気をつけてくださいね。

今年の4月は黄砂がひどい時もあり、帰宅中、熊本から見る、雲仙が黄色く見えるような日もありました。私も花粉症なのか黄砂によるものなのか分からなかったですが、くしゃみがひどかった時期もようやく落ち着いてくれました。
季節としては5月は自然が青々としてきて、個人的には好きな時期です。

最近はコロナの話を前よりも聞くことが減った印象があります。 3年ぶりに江津湖花火大会も開催されるそうですね。今年は8月26日にあるとのことで、遠くから見れたらいいなと思っています。  

最後に、一つ、病気の話を。5月になると、4月よりも目にすることや耳にすることが増える、不快なことがありますね。何でしょうか?なぞなぞではありません。 わんちゃん、ねこちゃんにとっても不快なことだったり、病気をうつす恐い昆虫…
そう、蚊です。
フィラリア症といって、蚊が病気を媒介する怖い病気があります。心臓に寄生虫が感染する病気です。

当院では5月から12月までの8か月間をフィラリアの予防、駆虫期間としています。主な予防法は、毎月一回おやつのように与えるタイプのお薬や、年に一回、お薬の入った注射を打つことで防ぐ方法などがあります。
まだ予防、駆虫をされていない方は、一度動物病院に来院されて、感染しないようにしてあげてくださいね。



保護猫カフェで遊んでもらってきました。(笑)



お花見

2023/04/01 林さん

こんにちは!看護師の林です!
だんだんと気温が上がってきて昼時は少し暑さをも感じる季節となってきましたね😅
暖かくなり各所では桜が咲いているのも見受けられます♪



写真は一昨年に夜桜を見に行った時のものです!コロナ禍という事もあり、お昼の混む時間を避けて行ったのですが、ピンクの照明と桜が綺麗にマッチして明るい時間では見られない夜ならではこその楽しみがありました💕

今年の3月にコロナの様々な規制が緩和されたので、今年は明るい時間にお花見が出来たらいいなと思っています🌸

もちろん愛犬と一緒に💕💕



韓国旅行

2023/03/01 加藤さん

こんにちは!看護師の加藤です!
まだまだ寒い日があったり少し暖かくなったり寒暖差がすごいですね💧

コロナでずっと海外旅行に行けてなかったのですが去年、3年ぶりにやっと韓国に旅行に行きました!
寒いとは聞いていましたが、雪も積もってて熊本とは比べ物にならないくらい寒くてびっくりしました(笑)
韓国旅行にはコロナ前に何回か行ったことがありましたが、観光地には行ったことがなかったので景福宮やCOEXなどの観光地にもたくさん行き、韓国料理もお腹いっぱいなくらいたくさん食べれたので本当に楽しかったです🫶🏻
まだまだ本格的にコロナ前には戻ってませんが少しずつ以前のように過ごせるようになってきてて嬉しいです😢

愛犬も健康診断を受けましたが今年で8歳と7歳になるので時間が経つのは本当にあっという間だなと最近とても感じています!
今のところはまだ大きな病気等はなかったので安心しました!




定期健診

2023/02/01 河口さん

こんにちは! 看護師のかわぐちです☺️
お正月休みは、しっかり満喫できましたか?
今年も始まってあっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました😳

今年もやっぱりか…という具合に新型コロナウイルス感染のニュースばかりでスタートを切りましたね💦
また、先日は10年に1度の大寒波がくる!と言われていましたが、なかなかの雪に見舞われましたね笑
小国の温泉旅館に行く予定が大雪だったので断念しました😭真冬に入る露天風呂が大好きなので、行けなかったのは心残りです…

今年で12歳になる愛犬も病気が見つからないか、健康診断を受けるのもドキドキする年齢になってきました💦
今年も特に大きな異常はありませんでしたが、昨年から白内障が進み、急に眼を痛がるようになったので受診したところ、緑内障になっていました😭

今のところ幸い失明はしていませんでしたが、とても恐ろしい眼の病気です!
定期的に眼圧を測定していただき、家族と協力して点眼も頑張っています💪🏻
悪化しないように日々の観察を怠らないようにしています👀

みなさんも、愛犬愛猫ちゃんの日頃の行動や観察をしっかりしてあげてください☺️
今年も元気でいてくれるように定期的な健康診断も続けていきたいです!



写真:
大好きな牡蠣小屋に行ってたらふく牡蠣を食べてきました。 牡蠣はもちろん、帆立が絶品すぎました🤤
新しい洋服を買ってもらったリンちゃんと全く雪だるまに興味がない、カイくんです🌈

あけましておめでとうございます

2023/01/01 藤原先生

新年あけましておめでとうございます、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 

2022年の漢字は「戦」とのことで、波乱の一年であったかと思います。薬や機材を含む物価の高騰もあいまって、「世界情勢から家庭まではひと続き」なのだと感じた一年でした。 

私事ですが、自分の息子たちは物心ついたころにはコロナ禍でしたのでお祭りというものを知りませんし、次男にいたっては生まれてから一度も県外も連れていったことがありません。本当は私が子供のころに圧倒されて感激した故郷の神戸ルミナリエや十日戎など連れていってみたいところが沢山まだあります。2023年は人の行き来や交流がさらに増えてコロナ以前の賑やかで和やかな雰囲気が戻ってきてくれることを切に願います。   

皆様もご家庭のワンちゃん猫ちゃん鳥さんとの思い出はそれぞれに本当にたくさんあるかと思います。これから先も楽しい思い出を作るためにも健康で元気でいていただくことが大切です。われわれ動物病院スタッフがそのためのお手伝いをできたらと考えております。新年もどうか宜しくお願い致します。 




寒暖差

2022/12/01 田中さん

こんにちは、看護師の田中です。
朝晩急に寒くなって来ましたね😖🍃
冬の時期ですがお昼は暖かいので私としては寒いのが苦手なので過ごしやすいかなと思ってます😊

さて今回はそんな寒暖差についてお話します!私達も寒暖差で体調を崩したりしますがそれはわんちゃんねこちゃんもおなじです🐶🐱

お散歩は室内から外に出る、外から室内へと入るため温度差が非常に大きな行為です。急激な温度差は心臓に負担がかかるため、玄関で数分温度に慣らす時間を作ること、またできるだけ冬場は暖かい昼間、夏場は涼しい朝方や夕方以降など、お散歩の時間を調整することも大切になります。
しかし、仕事などでなかなか難しい場合もあるでしょう。そのような時は洋服を着せたりして暑さや寒さから愛犬を守ることも一つの方法です👕👚
さらに、散歩から帰ってきた後に足を洗ったり、定期的なシャンプーで動物達もお風呂場を利用する機会はありますよね。お風呂に入れる前にシャワーで浴室を暖めたり、シャワーは熱すぎず冷たすぎない温度のお湯で心臓から遠い部分からかけてあげるなどして、温度変化が大きくならない工夫をしてあげましょう🛀
シャンプーや手足を拭いたあとは冷えないようにしっかりと乾かしてあげることも大切です。

室内で過ごす時も注意が必要です。
夏も冬も室内の温度や湿度にはしっかり気を配りましょう🏠湿度は犬も猫も50%〜60%程度が適切とされています。
また、人間よりも地面に近い場所で生活している犬や猫は、フローリングから伝わる冷たさの影響を受けやすいです。カーペットやクッションを敷いて対策してあげましょう。
しかし、床暖房やストーブなどはずっとその場に居続けて低温やけどのリスクがあるため注意が必要です。お留守番の際には低温やけどの心配のない暖かい毛布やエアコンなどで温度管理をすると良いでしょう。

動物も人間と同じように、持病があったり幼齢・高齢だったりする場合は特に注意が必要になります。このようなペットと暮らしている場合は特に寒暖差対策をしっかりしておきましょう。また動物だけで過ごす時も寒暖差が大きくないように気をつけながら楽しく安全に過ごしましょう😊

うちの子は今年お家で要らなくなったベットを頂いたのでそちらで過ごしてます(◦ˉ ˘ ˉ◦)
最初は戸惑うかな?と思ってましたがすんなり受け入れてくれて今では快適に過ごしてくれてます✨私もたまに一緒に寝てます😴


今年10月に6歳の誕生日だったので久しぶりにケーキをプレゼント🎁ご飯にあまり興味がない子ですが美味しく頂いてくれたので嬉しかったです♥️




診る力

2022/11/01 村上先生

こんにちは獣医師の村上です。
最近は朝と昼、夕方と気温差が出てきましたね。
オーナー様、一緒に過ごされているペットも特に、朝の寒さには気を付けて過ごされてくださいね。

秋の美しい自然について私事を1つ

秋から冬に移り変わろうとしていますね。
私個人的な話ですが、自然が好きで、自然の変化を感じられないかなと思いながら、 昼散歩するのがルーティンになっています。これは日々の診察での診るという力の為にも観察する目が養われるのではないかと思ってもいます。  

散歩していて気づくことは些細なことで、例えば、アシナガバチが増えたな、とか栗が落ちているな、イチョウの葉っぱが黄色くなってきたな、銀杏が落ちてきたなというところから、セイタカアワダチソウが菜の花みたいで綺麗だな、ススキがふわふわしているな、コスモスが咲いてきたなとか、あとはキンモクセイの匂いが漂ってきたなぁとか、病院周りには川があり、たまにカワセミを見たりすることもあります。

秋は秋に咲く花もたくさんあるので、散歩することは日々の変化に気づくということ、動物たちを診るとき小さな変化に気づくということにもよい訓練になるのかなと思っています。  

まだまだ診察する、診る力を高めることに終わりはないですが、日々動物たちの異常に気付けるように、異変を感じられるように、五感や第六感含めて日々感じる心を高めて、色々な変化に気づけるようにこれからも日常を過ごしていきたいなと思っています。  

最後に山に旅行に行った際に銀杏や栗を拾って料理しましたが、とてもおいしくいただけました。



写真は今年10月11日塚原公園のものです 。

新しい家族

2022/10/01 林さん

あっという間に夏も終わりどんどん肌寒くなってきましたね😅体調管理しっかりしていきたいと思います😤

ところで私事ではありますが、7月から親元を離れ、城南の方に新しいお家を借りました!
残念ながらワンちゃん・ネコちゃんと一緒に住めるお家ではないのですが、小動物ならばOKということで新しい動物さんをお迎えしました✨



ヒョウモントカゲモドキ(通称レオパ)のジェレミアくん(♂)です💕

爬虫類を飼うのは初めてだったのですが、ワンちゃん・ネコちゃんとはまた違った可愛らしさに日々癒されてます😊


熱中症

2022/09/01 藤原先生

こんにちは。
少しづつ暑さが緩んだように感じる日もあるような今日この頃ですが、この季節になっても気を付けていただきたいのが車の中での熱中症です。

以前私が佐賀県で働いていた時に出会った2頭のゴールデンレトリバーの子たちですが、5月のゴールデンウィークを利用されて兵庫県から車でご家族できたとおっしゃってました。買い出しのために車の中でワンちゃん達には待ってもらってたのです。その時、エンジンは切っていたとのこと・・・・。

車に戻るとワンちゃんは車の中でぐったりしてそのまま病院に来院されました。体温は40度を裕にこえ熱中症になっていました。

「もう夏本番じゃないからと油断していた」ということもあるかと思いますが、短時間でも車の中は高温になりかねません。ちょっとの時間でもどうかワンちゃんが車の中で待つときはどなたか付き添うか、クーラーをつけていただければ幸いです。

他にも散歩の時もマンホールや鉄板の上歩くときはやけどに注意が必要ですし、外に置いている水飲み皿もお湯になっています。

なにかと気苦労に堪えないこのご時世ですがどうか皆様ご安全に。



写真は私が家で初夏の頃に鉢に植えたローズマリーです。
鉢が小さいからかほとんど伸びてくれず、本院のさくま動物医療センター表の繁茂してるローズマリーが羨ましいです。本院へご来院の際はご覧いただけたらと思います。とってもいい香りですよ。


新しい技

2022/08/01 しょうげんじさん

こんにちは、看護師の生源寺です。
梅雨が明けたと思ったらまた梅雨が来て、また梅雨が明けてと目まぐるしい天気でしたが今はすっかり夏模様になりましたね。

自分は暑いのが苦手なので最近ずっと家ではエアコンの効いた部屋に籠りがちです…
家の猫たちには居場所がバレてるので部屋の前でニャーニャーとご飯の催促によく来るのですが、基本的に部屋には入れないようにしています。

ところが最近その中の1頭がドアのレバー状の取っ手を上から押せば開くというのを覚えたらしく、ドアを開けるようになってしまい不在時と就寝時にドアにバリケードをしてる毎日です。

皆さんのご自宅の子も見てない時に賢い事をいつの間にかしてるかもしれません。賢い事を褒めるべきか、やって欲しくないと叱るべきか、複雑なところです…




大分旅行

2022/07/01 かとうさん

こんにちは!看護師の加藤です。
今年は梅雨明けも早く、本格的な夏が始まりましたね!
2022年の半分がもう終わってしまうと考えると1年があっという間でびっくりしています😨

私は旅行が好きなのですが、コロナ禍になりあまり気軽に行きづらくなっていましたが、久しぶりに大分旅行に行きました!今回はその話をさせていただきます。
朝からダイスキなスタバを買って出発しました🚗
熊本は雨だったので天気も心配でしたが大分は晴れていてとても天気がよかったです!

地獄めぐりでは7ヶ所全て回ることが出来たのですが、その中でも鬼山地獄にはワニがたくさんいてびっくりしました!
ゆっくり動いていたり、水の中で泳いでいたりこんな間近で見たことがなかったので迫力が凄かったです!!!!
白池地獄はハートになってるとか、、、?🧐
行かれた際は気にして見てみてください!

アフリカンサファリでは動物さんに餌あげ体験したり触れ合ったりといろいろな体験ができました。
私は動物の中でわんちゃんねこちゃんはもちろん好きですが、カバも大好きなのでカバの置物を買いました🦛(笑)
帰りには私が1番ダイスキなプリンも食べることが出来たので嬉しかったです!❤️
久しぶりの大分旅行は天気も良くとても充実していて楽しかったです✌🏻
家に帰ってからカバの置物はうちのチャコのおもちゃにされそうだったのですぐ自分の部屋に飾りました(笑)

改めて、旅行の楽しさを実感してしまい早く他の場所へも旅行に行きたくなりました😌
まだまだコロナも心配ですが、これから暑くなるので飼い主様も動物さんも熱中症などに気をつけながらお過ごしください!




マイクロチップ

2022/06/01 かわぐちさん

こんにちは、看護師の河口です。
梅雨に入る前にジメジメとした陽気で真夏日並みの気温ですね。
まだまだ早いですが、ダイスキな夏が来るのが楽しみです♪

最近は、よく甥っ子と遊ぶ機会が増え、牧場巡りをしたり何かと充実しています☆彡
外に遊びに行くと、とにかく走る・走る・走る・走り回ります💦
目を離した隙に違う場所に走っていくので追いかけるのに必死です(笑)
でも、楽しそうな満面の笑顔をみるとついつい癒され甘やかしてしまいます💛

話は大きく変わりますが、犬ちゃん・猫ちゃん達も何かの不注意や予期せぬ出来事で迷子になることもあります。また震災や災害などで飼い主さんと離れてしまい、保護された犬や猫の身元が分からない等・・・情報があれば飼い主さんのもとに駆ることができたり救える命もたくさんあるかもしれません。

名前が言うことのできない動物の代わりに身元を証明してくれるのがマイクロチップです。
保護された犬や猫のマイクロチップの番号を専用のリーダーで読み取り、番号からデータベースに登録されている飼い主さんの情報を照合することで、飼い主さんに連絡することができます🐾

6月より動物愛護法が改正され、今一緒に生活している犬ちゃん、猫ちゃんについてもマイクロチップの努力義務になりました。また、ブリーダーやペットショップ等で販売されている犬や猫についてもマイクロチップの装置が義務化されました。

当院でもマイクロチップの装着を行っています。お気軽にお問い合わせください。
大切な家族の一員である動物達を私たちが飼い主として守ってあげましょう!



愛犬のリンちゃんです♪

フィラリア薬

2022/05/01 よしかわさん

こんにちは。看護師の吉川です。 暖かく過ごしやすい日が多くなってきましたね。

さて5月は、フィラリア薬の投薬開始時期になります。熊本県では4月ごろから蚊が全域で発生します。また温暖化の影響により、蚊の出現期間が長くなってきています。そこで県内では5月1日から12月1日までの8ヶ月の予防を推奨しています。

フィラリア症は予防しないと多くの子が感染し、生命にかかわる重大な病気ですが、正しく投薬すれば確実に予防できる病気です。 フィラリア症の予防薬は、体内に侵入したフィラリアの幼虫を成虫になる前に駆除する為のお薬です。 蚊を見なくなったからといって予防を中断してしまうとフィラリアに感染してしまう可能性があります。

動物病院では、フィラリア薬をお出しする前にフィラリアがいないか確認する為、採血での検査を行っています。「なぜ検査が必要なの?」っと疑問に思われる方も多いかと思います。もし、フィラリアが寄生していると知らずに駆虫薬を投与すると一度に大量のフィラリアが駆除され、心臓や血管内で詰まったりし大静脈症候群、アレルギー、心停止など重篤な症状が起きてしまいます。なのでより安心して投薬していただく為に検査を行っております。

まだフィラリア薬をご購入できていない方はお早めにわんちゃんを連れて動物病院へご来院お願いします😊
これからどんどん暑くなってきますので熱中症には、気をつけてくださいね。私も水分補給をこまめにとり日々頑張りたいと思います!



先日は桜が満開だったのでお花見にいきました🌸
風が気持ち良く桜もすごく綺麗でいい休日を過ごせました☺️

春の予防シーズン

2022/04/01 たなかさん

こんにちは、看護師の田中です。
まだ少し寒さもありますがだんだんと暖かい日が増えて来ましたね😊

春は予防シーズンです🌸
狂犬病、フィラリア予防、ノミダニ予防等沢山予防をしないといけないと思います。
狂犬病のワクチンの接種は年に一度の接種が義務づけられています。

フィラリア予防は蚊が発生した時期の翌月からいなくなった翌月まで予防します。その間に1回でも抜けてしまうとフィラリアに罹ってしまう可能性が増えますのでしっかりと予防をしましょう!

ノミダニの予防は当院では1年中予防して頂くようにお伝えしています。なぜなら、ノミダニは1年中いるからです。お部屋から出ない子でも飼い主がお家に持ち込んでしまい感染してしまうからです。

春の忙しい時期を動物さんと楽しく過ごすためにしっかりと予防を行いましょう🐶🐾

何をしたらいいのか分からない時は当院や本院のさくま動物医療センターに気兼ねなくご連絡下さい!

ノミのお話

2022/03/01 村上先生

こんにちは獣医師の村上です。
2月下旬、自宅の梅の花が咲き誇りはじめました。 黄色い花をつける蝋梅も咲いており、匂いに癒されている日々です。

突然ですが、飼い主の皆様、ワンちゃん、ネコちゃんのノミやマダニの駆虫はされてるでしょうか?少しずつ暖かくなり、より寄生虫に注意する時期になってきました。  

私は茶トラの猫を室内で1頭飼ってますが、恥ずかしい話、過去に一度、猫にノミがいたことがありました。気づいたらしっぽあたりにノミふんがついていたんですね。

その時はすぐに駆虫はしましたが、一度ノミに寄生されると、ノミの成虫が卵を産み、幼虫やさなぎになり、環境中を汚染します。
幼虫は暗いところを好み、さなぎは環境中で振動を感じながら、羽化するか狙っているといいます。そして簡単にさなぎは駆除できないんです。

猫がグルーミングでノミを食べると、瓜実条虫という寄生虫が腸にいついてしまいます。ときおり米粒程度にちぎれた寄生虫が糞や肛門あたりに出て、生きているときはヒルのような動きをします。乾いてしまうと、米粒みたいに見えます。これは寄生虫の片節が乾燥してしまったものですね。

身体を噛むようなグルーミング、尻尾やお尻周り、腰あたりが痒そうで、そのあたりの毛が薄くなった、これらはノミ寄生の疑いありです。ノミは小さくて動きも速く見つけづらいです。そんなときは、ペットに何か黒っぽいゴミがついてないかチェックしてみてくださいね。それ実は、ゴミじゃなくてノミふんかもしれません。

ノミの糞とそれ以外のゴミとの見分け方は、小さな黒っぽいゴミが猫や犬についていたら、ティッシュにのせて水をつけてみてください。 ノミの糞であれば、吸血したことで、徐々にゴミが赤くなっていきます。ノミがどこかに隠れていることでしょう。

室内飼いだからと油断してはいけませんね。

ノミに大量寄生されると最悪貧血で亡くなるということもあります。しっかり駆虫薬で予防していきましょう。今はひと月だけでなく、三か月効くお薬もあります。お薬だけでもお気軽に来院してくださいね。

ほかにもマダニの場合は、ひとにも感染する、マダニ媒介性の怖い感染症がいくつかありますので、駆虫をして、わんちゃん、ねこちゃんと快適ライフを楽しみましょうね。

最後に少しだけ個人的な話 猫の日に書いております。私とても猫が好きで、最近は猫と本と散歩を趣味に生きています。 うちの猫は茶トラですが、SNSにアップするのが楽しいという猫バカな感じです。いろんな人にうちの猫で癒されてもらえたらいいなと思いつつ。


混合ワクチン

2022/02/01 かとうさん

こんにちは。看護師の加藤です。
2月になり、まだ寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は混合ワクチンについてのお話をしようと思います。

生まれたばかりの子犬、子猫さんは生まれてからしばらくの間は母親から譲り受けた免疫で守られていますが、その免疫は少しずつ低下していきます。その為、混合ワクチンの接種が必要になります。
子犬、子猫の場合、生後8週齢で1回目、12週齢で2回目を接種します。ですが、ペットショップからお迎えされた子犬、子猫さんは少し早い時期に1回目を打っていることがあるので、3回目の接種が必要な場合もあります。 その後は1年に1回、混合ワクチンを接種します。

もし、混合ワクチンを打っていない状態でその病気が発症すると、危険な状態に陥る病気は身近に潜んでいます。
特に、幼少期には抵抗力がない為、感染しやすく、大人のわんちゃん猫ちゃんではそれほど重症化しないような感染症でも症状が重くなりやすいため、命を落とすこともあります。

ワクチン接種をすることで、免疫力を高め、その病気に感染させない。感染したとしても、重症化させないようにします。
病気の中には、他の動物さんにうつしてしまったり、人間にもうつしてしまう病気もあります。わんちゃん、ねこちゃんだけでなく飼い主様の家族を守るためにも混合ワクチンを接種しましょう!!

当院では、わんちゃんは『6種ワクチン』と『10種ワクチン』猫ちゃんは『3種ワクチン』と『6種ワクチン』を置いています。
動物さんの生活環境に適したワクチンを接種します。どの種類のワクチンを接種するか決まられていない方はお気軽にご相談してください\( ˆoˆ )/



写真は、初詣に行った時の愛犬です🐶
お揃いの袴を着せて毎年一緒に初詣に行っています!
先日、愛犬も定期検診を受けたのですが、特に大きな病気もなく安心しました!❤️
これからも仲良く長生きしてほしいです!

あけましておめでとうございます

2022/01/01 藤原先生

新年明けましておめでとうございます。獣医師の藤原です。
今年も皆様にとって健やかで実り多い年で有りますよう祈念いたします。
旧年中からのカシマ動物クリニックの診察曜日変更に関しまして、ご協力いただき誠にありがとうございます。 本年も「飼い主様の心と動物たちの命に添う獣医療」の提供を胸に精進してまいります。

日々の診療に関しましては先月は骨折の子犬さんを診させていただく機会が個人的には多かったように思います。オーナー様からのお話を聞く限り、抱っこしている状態からの落下時に起こったことが多い印象です。

子犬さんの移動はワンちゃん自身で歩いてもらうよりも抱っこで運んであげた方が確かに早いですし、抱っこじゃないと家の中の階段があがれないなどもあるかと思います。しかし子犬さんは抱っこされ慣れていなかったり、元気いっぱいの子は「降ろして!走り周りたい!」と腕の中で暴れてしまうことも多々あることでしょう。もし落下してしまうとそんなに高くなくても小さいワンちゃんの足は簡単に骨が折れてしまいます。

私が大学時代、外科の恩師に言われてショックだったのは「俺が今まで診た中で一番低い高さから落ちて骨折した症例は父ちゃんのあぐらから落ちての骨折だ!(恩師の口調そのまま)」と言われたことです。極端な例だとは思いますが、いまだにその時の言葉が忘れられず、診察台の上からワンちゃんが跳びそうになるとかなり肝を冷やしております。

飼い主様方の腕は子犬さんたちにとってのチャイルドシートです。どうか抱っこされる際は落ちないように十分にお気をつけください。また活発な子など腕から這い出してしまう子は是非無理されずキャリーなどを上手に活用してご移動などされてください。

2022年が皆様にとって健やかなでご安全な一年でありますことを心よりお祈り申し上げます。



写真は自分が大学時代に捨てられているのを実家に連れて帰った猫たちです。
先住の姉猫のサンは、後から入った弟猫のチャイを子猫のころはとってもかわいがってくれていたのに、今となってはチャイが近くを通るだけで「シャー!」と言いいます。かなり以前の写真ですが二匹の関係性が表れているような気がしてお気に入りの一枚です。

腎臓病と定期健診

2021/12/01 より子

こんにちは。 カシマ動物クリニックと本院のさくま動物医療センターの事務を担当していますより子です。
カシマ動物クリニックには時々しか行かないので皆様にお会いする機会はあまりないのですが、今回わが愛猫をカシマ動物クリニックに連れて行ったので今月のメッセージを担当させていただきます。

今年の4月に受けさせた定期健診で我が家の姫、ティーダは腎臓の値(クレアチニン)があまりよろしくないことが分かりました。詳しく検査をしてもらい、慢性腎不全のステージIIであることが分かり、もともと食が細く、9歳になったこともあり少し痩せてきたなとは思っていたのですが、いきなりだったのでショックでした。一度低下した腎臓の機能は回復できないので完治することはないけど、腎臓病の進行を穏やかにすることはできるとのことで、腎臓疾患について知識が深い藤原先生に主治医になっていただいて、すぐに食事療法を始めました。

現在は3ヶ月に一度の血液検査で経過観察を行っているのですが、クレアチニンの値が2.02であったのが、今回は1.76に下がっていたのでちょっとホッとしました。しかし、やはり進行していく病気なので早めに対応したいと思い、藤原先生と相談してまずは新しく出たサプリを試してみることにしました。心配性な私に藤原先生は丁寧に説明してくれて色々と提案をしてくれるのでとてもありがたいです。

我が家のニャンズは子ども達と動物のふれあい活動に連れて行っていたこともあり、毎年健診を受けさせていたのですが、今回のことで定期健診の重要性をつくづく感じました。他の子達もしっかりと定期健診を行い早期発見・早期治療につなげて少しでも長く一緒に楽しく生活できるようにしていきたいと思います。



※ティーダ姫は甘やかされて育っていることもあり、また、元々の性格がきついこともあり採血するのは大変です。怒り狂うティーダ姫をなだめながら猫袋に入れて採血をしていただきます。

寒くなり

2021/11/01 しょうげんじさん

こんにちわ、看護師の生源寺です。
10月に入ってからぐっと気温が下がり秋は来ず一気に冬のような寒さになってきましたね。
僕はぎりぎりまで夏の装いだったので急いで衣替えをしました(笑)

ご家庭によってはストーブやこたつを出したお家もあるのではないでしょうか?
わんちゃんやねこちゃんも寒がりな子はストーブの近くに居たり、こたつに潜ってたりする子もいると思います。

しかし、いくら寒がりでも長時間ストーブの近くやこたつの中に入る事は危険です。 通常の火傷は勿論、低温火傷や熱中症・脱水症になることもあります。

皮膚にダメージを受けたりや最悪命に関わる事もあるので、こたつの中には入れる際には十分に気を付けましょう。僕たち人もこたつで寝たりしがちなので脱水症などにならないように気を付けなければいけませんね。




ひ・ま・ん

2021/10/01 たなかさん

こんにちは、看護師の田中です。
最近、朝晩だんだんと寒くなって来ましたね。
私も朝、布団から抜け出せない事があります😊

秋と言えば色々な○○の秋がありますが、皆さんはどんな○○の秋を思い浮かべますか?芸術の秋🎨、読書の秋📚、スポーツの秋⚾️と色々とありますが、一番は食欲の秋🍚かなと思います。涼しくなり美味しい食べ物が増えてくる季節にわんちゃんやねこちゃんも食欲が出てきてついついご飯を多くあげてしまうことはありませんか?

今回は肥満についてお話します。動物の肥満は人間同様さまざまな病気のリスクの原因になります。例えば、足や腰の関節を傷めたり、皮膚病や糖尿病にかかりやすくなったりします。心臓にも負担がかかります。また短頭種では、首回りの脂肪が気道を圧迫して、呼吸困難になりやすくなります。

肥満のもっとも多い原因が「食べすぎ」です。フードを量らずに欲しがるままに与えている、高齢に近いのに、成長期の子の高カロリーフードを与えているなども肥満を招きます。

またよくありがちなのが、おやつや間食の与えすぎ。きちんとフードは量って適量を与えているのに、おやつになるとどうしても甘くなってしまう、という飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。おやつは、ペットとのコミュニケーションやしつけに活躍しますが、食べすぎは肥満の原因になります。またいつも人間のそばにいるペットには、人間用の食べものをつい与えてしまうことも。せがまれるまま与えていると、カロリーが高すぎるためどんどん太ってしまいます。おいしい味を一度覚えると、フードを食べなくなる、ということにもつながってしまいます。食べさせてはダメだとわかっていても、吠え続けたり、騒いだりする姿に根負けして与えてしまう、ということもあるかもしれません。

また運動不足も肥満の大きな原因です。散歩の時間が短い、運動することがないという犬や猫は、消費カロリーが少なくなるので、どうしても太りやすいと言えるでしょう。特に室内で飼っている小型犬では、お散歩に出かけないということもあるかもしれません。

避妊・去勢手術もホルモンの関係で肥満になりやすいと言われています。

肥満になっているからと言って急にダイエットをするのは危険です⚠️少しづつ食事を減らしたり、適度に運動をすることが大切です。大切なペットが健康に過ごすためにも、肥満には十分注意してあげましょう。

カシマ動物クリニックでは10月〜11月末に秋の身体測定キャンペーンを開催します。わんちゃん、ねこちゃんが肥満ではないか?新しくわんちゃん、ねこちゃんを迎えて成長記録をつけたい方にぜひ!ダイエットが必要な子には減量プログラムを作成して無理なくダイエットをして貰えるようにサポートします。またそこにあった ダイエット用、子犬子猫用、避妊去勢後用のフードをプレゼント🎁

詳細などはお気軽にスタッフにお声掛けください!!

最近夜は寒い事もあるのでうちの子にそっと毛布をかけてあげました。大人しく掛けさせてくれますが自分からは着ません。毛布は私たちが掛けてくれるものと思ってるかな?と感じます。これからどんどん寒くなりますが健康に気をつけてうちの子も自分自身も肥満にならないように気をつけたいと思います✨



乳腺腫瘍

2021/09/01 よしかわさん

こんにちは。看護師の吉川です。
先月は、大雨が長く続き、またコロナ感染者がかなり増加してる中でもあったのでお家にいる時間がほとんどでした。

さて今回は、乳腺腫瘍のお話をしようと思います。私の愛犬が8月に乳腺腫瘍摘出の手術をしました。少し前から乳腺の所にしこりがあるのを見つけ獣医師にみてもらい大きくなるようなら手術でとって検査にだしたほうがよいとのことで毎日触って様子を見ていましたが徐々に大きくなってきた為、手術で摘出することになりました。

乳腺腫瘍は、特に高齢の未避妊の雌犬に多い腫瘍です。見た目は、シコリやイボのように数ミリの小さいものから数センチのものまで様々です。良性と悪性の比率は50%程度と言われています。悪性の場合は放置するとリンパ節転移や肺への遠隔転移を起こし死に至る事があります。猫ではさらに高く腫瘍の約90%が悪性でほとんどが乳癌です。

治療としては犬猫ともに手術が第一選択です。抗癌剤は劇的には効きませんが、手術の補助的に使われることもあります。犬の場合は良性の可能性もあるため、すぐに手術せずに経過を見ながら判断していくこともあります。急速に大きくなっていったり内側の筋肉に固着していたりする場合は悪性の可能性が高いため、早めに手術したほうがいいと考えられます。猫の場合はほぼ悪性のため、小さなしこりでも見つけたらなるべく早く手術することが勧められます。

乳腺腫瘍発生を予防するために若齢時の避妊手術が有効であることが知られています。犬では初回発情前が最も有効で、それ以後効果が小さくなっていきます。猫では半年齢ぐらいまでが最も有効です。乳腺腫瘍の予防を考えた場合は、遅くとも犬は2回目の発情前まで、猫は1歳になる前までに避妊手術をすることをおすすめします。

普段からよくワンちゃん猫ちゃんの体を触りながらしこりなどがないかのチェックををし、もし見つけた場合は、早めに動物病院でみてもらいましょう!



写真は、手術後無事に退院しお家に帰ってきた愛犬です!
傷口が広い為、術後服購入しました!嫌がらず着てくれてよかったです(^^)

BCSとは・・?

2021/08/01 さわださん

こんにちは、動物看護師の澤田です!
梅雨が明け、大きな入道雲に真っ青な空、夏がやってきた!と実感しますね♪ 感染症でなかなかお出かけは厳しいですが、、、(泣)

さて、今回お話ししたいのは「BCS」についてです。
犬猫の健康を左右する体重。
同じ猫ちゃんワンちゃんの種類でも体格は様々、、、
きちんとフード裏に記載されている量であげているはずなのに、体重が増えてる、なんてことも、、、
フード裏に記載されている量はあくまで"目安"です。
BCSとは犬猫の体格を5段階で評価されているものです。


(出典:飼い主のためのペットフード・ガイドライン~犬・猫の健康を守るために~、環境省自然環境局総務課動物愛護管理室)

<イラスト>犬猫用のカロリー計算の仕方もありますが、なかなかややこしいです、、
このイラストを目安にすると誰でもわかりやすいですよね♪
しっかりその子の体格を観察してフードを調節してあげましょう!

もし適正体重か迷った時はスタッフにお尋ね下さい♪




実は最近フクロモモンガを飼い始めました!
クリクリなお目目がとても可愛いんです♡ <写真>

それでは飼い主様も動物さんも熱中症対策しっかり行って楽しく夏を過ごしましょう!

認知症

2021/07/01 村上先生

こんにちは。獣医師の村上です。

最近うちのわんちゃん、ねこちゃんが深夜に鳴くようになった、夜に徘徊するようになって起こされてしまって困っている・・・ということはないでしょうか?
最近の犬猫の長寿化により、このような悩みを抱えて病院に来院されるオーナー様もいらっしゃいます。

その原因の一つに認知症があります。 犬猫では認知機能不全症候群といいます。
今日は人の認知症も含めて、わんちゃんとねこちゃんの認知症(認知機能不全症候群)についてお話します。

よく病院で診るのはわんちゃんが、夜鳴きするようになった、徘徊するようになったと少しお疲れな気味な様子のオーナー様が来院というケースです。
犬猫の認知機能不全症候群は15歳以上の犬では50%以上が罹患しており、11歳から14歳の猫では28%が関連した行動異常を示すといわれています。

原因は脳内にアミロイドβやタウ蛋白質が蓄積し神経細胞の障害を起こす、脳内でのグルコースの利用能力の低下などがあります。

診断は、1)特徴的な症状の確認、2)他の身体疾患の除外(上記の病気) が必要になります。

特徴的な症状は主なもの6つに分類します。 頭文字をとってDISHAAといいます。

  1. D disorientation 見当識障害(例 隙間にはさまる、音など刺激への反応が鈍い)
  2. I social interaction 社会的交流(家族に攻撃的になった、なでても興味を示さなくなった)
  3. S sleep/wake cycles 睡眠覚醒サイクル(夜間にうろうろ歩く、目を覚ましている)
  4. H house soiling  粗相(トイレ以外で排尿、排便をする)
  5. A activity 活動性(遊ぶ頻度が減った、無目的な行動が増えた、反復行動が増えた)
  6. A anxiety 不安(飼い主から離れると前より不安がる、色々なことに怖がるようになった)

このような行動が増えてきたときは認知機能不全症候群の可能性があり、早めに病院に相談してもらえたらと思います。

治療は薬物、栄養療法、環境の改善を行います。
環境改善はおむつや滑り止め、衝撃吸収性のある敷物を使用、足に着用する、滑り止め防止グッズ、床ずれができそうであれば体圧分散性の高いマットを使います。日々特に朝は日光浴のために散歩にいく、普段から積極的にコミュニケーションをするように撫でたりブラッシング、おもちゃで遊んであげると良いですね。

栄養は抗酸化物質のビタミン群(ビタミンA、C、E)やコエンザイムQ10やルテイン、DHAやEPA、フォスファチジルセリン、フォスファチジルコリン、Lカルニチンが推奨されています。 食餌は脳でのグルコース利用能力が低下している可能性もあり、脳の別の栄養素でもあるケトン体の材料として中鎖脂肪酸が多く含まれているフードなどもあります(例 ピュリナ プロプラン ニューロケア)。

薬はまずは環境や身体疾患の治療やサプリメントやメラトニンでの治療後に、症状を診て鎮静作用のある薬を経口、座薬などで処方します。

似た症状で悩まれている時は病院に相談に来てくださいね。

最後に、人の認知症の新薬承認がありました。
2021年6月にアデュカヌマブという薬が、アメリカで承認され、アルツハイマー型認知症の初めての原因への治療薬になっています。 日本でも早ければ2021年9月に承認されるかもしれないとのことです。まだ課題は多いと思いますが、嬉しいニュースでした。


(毎日雲を見るのを習慣にしたいと思っています。)


参考文献 犬の治療ガイド2020 vet information2020 no,29 no28 アルツハイマー征服   
認知症の新しい常識  恍惚の人

歯石について

2021/06/01 かとうさん

こんにちは。看護師の加藤です。
今年もまた梅雨の季節を迎えましたが、いかがお過ごしですか?
雨が降る日も増え、まだまだコロナウイルスが減らないこともあり、おうち時間が続いていると思います。

ふと、動物さんのお口の中を見たときに、口臭がしたり、歯の表面に黄色や茶色の目立つ汚れがある!なんてことはありませんか?
もしかすると、歯石がついているかもしれません。

歯石とは、歯に付着した歯垢に唾液中のミネラルが沈着し、石灰化したものです。歯石の表面はザラザラしている為、放っておくとその上にどんどん歯垢が付着します。
人の場合、20日かけて歯石へ変化していきますが、わんちゃんは歯石がつきやすく、歯垢が3〜5日間で石灰化して歯石になってしまいます。


歯垢は柔らかいので、歯磨きで取ることができますが、歯石になったものは歯磨きで取ることができないので、歯石除去を行う必要があります。
歯が悪い状態が続くと、歯周病になったり、最近感染の原因になるなど、全身のトラブルの原因になりえます。

歯石除去を行う時は、術前検査で動物さんの健康状態を確認し、全身麻酔をかけて行います。その為、歯の表面だけでなく、歯周ポケットの歯垢や歯石をしっかりと除去することができます。
大切な動物さんの歯と健康を守るためにも、歯石除去してみませんか?

カシマ動物クリニックでは6月1日から7月31日までの間、月曜日、金曜日限定で『歯石除去キャンペーン』を行っています。歯石除去の費用総額が通常価格よりお得になり、デンタルガムのプレゼントもあります。
詳細などはお気軽にスタッフにお声掛けください!!



写真は家で飼っている愛犬です🐶
どんなに暑くても沢山の毛布の上で寝たいチワワと暑すぎて冷たい所の上で寝るようになったポメラニアンです(笑) たまに喧嘩はしますがこういう一面を見るとお互い好きなんだなと実感します(笑)

心機一転

2021/05/01 しょうげんじさん

こんにちわ、看護師の生源寺です。
春の陽気も過ぎ去り暑さを感じる日も多くなってきました。
自分の衣替えと共にワンちゃんネコちゃんの環境も衣替えしてはいかがでしょうか。特にいつも使っているベドやマットにはノミ・ダニが潜んでいる可能性が高いので今まで使っていたもの、これから使うものに関しても一度洗濯をして気持ちの良い環境作りをしましょう。

そして5月に入ったので熊本はフィラリアの予防の時期が始まります。 予防薬のお買い求めがまだの方はお早めに来院されることをお勧めいたします。 GW中はカシマ動物クリニックは休診となりますが、さくま動物医療センターは午前中には診察を行っています。

話は変わりますが、僕はこの春から新しい趣味を始めました。色々知識や技術は求められますが、話したことのない人や様々な特技を持った人と関われることが多くなりました。色んな考えや視野を持つことが出来て、自分のスキルアップなどにも繋がればいいなと思っています。
色々大変な時期ではありますが、だからこそ皆さんも何か新しいことを始めてはいかがでしょうか。

ノミ・ダニ予防

2021/04/01 たなかさん

こんにちは、看護師の田中です。
本院のさくま動物医療センターがリニューアルオープンしてもうすぐ1ヶ月になります。新しい設備等も入ってきてまだまだ慣れないこともあり、また新年度ということで新しいスタッフも増えて変化の多い時期ですが、飼い主様にご迷惑をおかけしないように頑張って行きたいと思います。

話は変わりますが、春は予防シーズンです。ノミ・ダニやフィラリア、狂犬病の予防と春は忙しい時期になります。
今回はノミ・ダニについてお話します。
当院ではノミ・ダニの予防は1年中予防することをオススメしています。なぜならノミ・ダニは1年中いるからです。ノミ・ダニを予防しないと恐ろしい病気に繋がる事になります。

ノミは動物を飼育しているとお散歩コースやお家の中など様々なところで見られます。さなぎから孵化した成虫はすぐに宿主となる動物を探します。また、一度宿主に寄生すると、ほとんどの場合移動することはありません。ノミの寄生は、ノミアレルギー性皮膚炎の原因になったり、瓜実条虫を媒介したりします。また、大量のノミに吸血された動物は貧血を起こしてしまうこともあります。一度ノミが発生すると駆除するのにとても時間がかかります。

マダニは道端の植え込みや山や林、公園内に自生している草木の葉の先端などから散歩中の動物が発する二酸化炭素や振動や体温などに反応して動物めがけて跳びつき皮毛に潜り込んで吸血します。また、マダニは感染症(バベシア症など)を媒介したり、大量に寄生すると貧血を起こしたりします。寄生しているマダニを見つけた場合に無理に引っ張ると、顎体部だけが残りその部分が化膿することがありますので、適切に処置をすることが望ましいです。

ノミ・ダニは動物だけではなく私達人間にも影響を与えます。ノミに刺されると激しい痒みを引き起こします。ダニに刺されると最近話題にあるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)という動物や人に置いても致死率の高い病気を引き起こす可能性があります。

ノミ・ダニの駆除を一度したからといってもう終わりではありません。動物の生活環境にはまだノミ・ダニやその卵や幼虫などが潜んでいる場合もありますし、散歩をした時に新たにノミ・ダニに寄生されてくる場合もあります。そして駆虫薬には効果のある期間があります。一度駆虫したあとでも継続して予防し続けることが動物や人間の為にも必要なります。分からないことがありましたらスタッフに聞いて下さい。
ワンちゃんやネコちゃんと楽しく暮らすためにもノミ・ダニの予防をしっかりとしましょう。



最近うちの子の寝顔を撮るのにハマっており動いたりしたら起きてしまいますが寝ている所を見ると癒されてます笑

春のおとずれ

2021/03/01 藤原先生

つい最近まで吹雪く日もありましたが、先月末より木蓮が咲くのを見つけたりと春の訪れを実感する毎日です。
卒業式や花見など毎年必ず行われていた節目の行事は今年も感染症により多大な影響を受けそうです。特に学校関連の行事ごとができなくなって涙を流す子ども達をニュースで見かけると、胸が締め付けられる思いです。
前向きになるにはあまりに先行き不安な日々が続きますが、小さな楽しみや幸せを見つけて元気に過ごしていこうと思います。しかしながら暖かくなるとノミ、ダニ、蚊も元気になってしまいますのでそちらも意識していただけたらと思います。

ここでお知らせです。

長らくお待たせしておりましたが、3月6日(土)より「城南さくま動物病院」が「さくま動物医療センター」へと名前が変わり、リニューアルオープンいたします。名称だけでなく診療および治療スペースも拡充され、CTを含む新しい機材や受付システムが導入されます。

工事期間中には、さくま動物医療センター(旧 城南さくま動物病院)をご利用いただいている患者様には予約診療などでご不便おかけしてしまい、またカシマ動物クリニックをご利用いただいている患者様には混雑によりお待たせする時間が長くなってしまう等とご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございませんでした。 皆様のご協力により、無事この日を迎えることができそうです。重ねて厚く御礼申し上げます。

3月6日(土)よりさくま動物医療センターは通常診療へと戻ります。併せてカシマ動物クリニックの診療時間及び診療曜日は工事前の内容に戻りますのでご注意ください。詳細はトップページのお知らせに掲載いたしますのでご確認ください。 今後とも両院をどうかよろしくお願いいたします。

写真は春らしい風景をということで、自分が依然唐津に住んでいた時、毎年見に行っていた「唐津のひいな遊び」と村上先生のお宅で春に花が咲く木だそうです。





コロナウイルス対策

2021/02/01 よしかわさん

こんにちは!看護師の吉川です。
皆様年が明けて1ヶ月程経ち寒い日が続いておりますが、体調などお変わりはないでしょうか??
年明け早々雪が降り、ある所では雪遊びができるくらい積もっている所もあったみたいです!熊本だと中々雪は見れないので久々にテンションが上がってしまいました(^_^)

そんな中コロナウイルスの感染者がどんどん増加してきており、自分の地元や身近な人も感染したと話を聞くことが増えてきました。栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の11都府県で緊急事態宣言がだされ、熊本も感染者の数としては、上位の方にいるのでいつ緊急事態宣言がでてもおかしくない状況だと思います。コロナウイルスの感染経路の中心は飛沫感染及び接触感染です。そこで対策として人と人との距離をとること、外出時はマスクを着用する、家の中でも咳エチケットを心がける、さらに家や仕事場の換気をこまめに行い、十分な睡眠などで健康管理をしっかり整え、自分だけじゃなく他人への感染を回避することが必要かと思います。
また、咳やくしゃみ等の症状がなくても感染を拡大させるリスクがあるとされています。無症状の人からの感染の可能性も指摘されており、油断は禁物です。  

これらの状況を踏まえ、「3つの密(密閉・密集・密接)」の回避、マスクの着用、手洗いやうがい、アルコール消毒や咳エチケットの徹底、できる限り家での自粛を心がけていきましょう!
今は、辛い時期かと思いますが1人1人が対策を意識すれば感染は防げると思います!病院でも受付前にアルコール消毒を準備しておりますのでご協力の程よろしくお願いします!

そして現在、本院のさくま動物病院で改修工事が行われています。3月の上旬にリニューアルオープンの予定となっております。2月は、前日までの完全予約診療となりますのでさくま動物病院で診察ご希望の場合は、事前にお電話でのご予約をよろしくお願いします。

そしてカシマ動物クリニックは、本院の改修工事の間は休診日がなく平日は夜の7時まで、土曜日は夕方の5時まで、日曜日はお昼の13時まで診察をさせていただいてます。いつもより混みあったり等ご迷惑をおかけすることがあると思いますが、ご理解の程をよろしくお願いします。

大変長くなりましたが、3月リニューアル後には、当院と本院ともども以前よりも更なる診療の質の向上をめざし、飼い主様の心と動物たちの命にしっかり添うことができるよう一生懸命頑張りますのでどうぞよろしくお願いします!

下の写真は、愛犬のいちごちゃんです♬
ネズミの洋服を着てホットドッグ風のベッドでくつろいでました☺️

 

新年のご挨拶

2021/01/01 藤原先生

あけましておめでとうございます。
昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当院では1月4日より通常営業を行っております。

本格的に寒くなってまいりましたが、皆様体調を崩されてはいないでしょうか?
2020年を振り返ってみるとオリンピック延期やダイヤモンドプリンセス号、ソーシャルディスタンスなど思い出されるのは新型コロナウィルスにまつわる事件ばかりの一年でした。それまでの、安心して街や買い物に出かけられると言うのがどれだけ有難かったを気づかされる日々でもありました。

個人的な2020年の出来事は、家族が増え4人家族になりました、母親に甘えられない幼い長男をどこか楽しいところに連れ出してあげたいのですが、それも難しい日々。代わりに家の中でテントを広げてみたり、毎週のようにホットケーキを焼いてみたりとレクレーションをネットで見つけては試していました。これはこれで忘れられない思い出になったかも知れません。

自分自身の今年の抱負といたしましては、熊本で働き始めて二年目ですので、知識と技術のベースアップをはかります。また、去年は副鼻腔炎を毎月発症してしまい自分自身も耳鼻科さんから離れられない生活でしたので、気力体力を維持する為にも健康的な生活を心がけます。

病院業務に関しましては、昨年末からアナウンスがありました、本院に当たる城南さくま動物病院の改修工事が今月中旬より本格化してまいります。今まで一階のみで入院、診療、手術、会計をまかなっていたのが、全三階に広がると言うことで、今までスペースという物理的な問題により出来なかったことが可能になるのではないかと期待しております。

つきましては、通常城南さくま動物病院に通院していらっしゃいます患者様が、カシマ動物クリニックを御利用される頻度の増加が予測されます。 城南さくま動物病院の診療体制が整うまでは、カシマ動物クリニックをご利用いただいている皆様にもご不便をおかけするかと思いますが、当院もその間人員を拡充し、休診日なしの夜7時まで受付対応させていただく予定ですので、どうかご理解ご協力賜りたく存じます。



写真はステイホーム中の思い出のホットケーキです。

犬猫の年齢

2020/12/01 さわださん

こんにちは! 動物看護師の澤田です。
あっという間に12月ですね。
働き始めて時間が経つのがはやすぎてとても驚いています( ˊᵕˋ ;)
お仕事にもだいぶ慣れてきて、できることが少しずつ増えてすごく嬉しいです!
もっと看護師として人として成長できるよう努めてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

さて、ここでちょーっとした動物の豆知識として猫、犬の年齢を人間の年齢に換算した場合を紹介しようと思います!
犬猫  人
0歳  0歳
1歳  16歳
2歳  24歳
3歳  29歳
4歳  34歳
5歳  39歳
6歳以降は
 小型犬・猫…1年で4歳ずつ
 中型犬…1年で5歳ずつ
 大型犬…1年で6歳ずつ と
いうようになります。

あくまで目安で飼育環境によっても変わりますが、こんな風に見てみると自分のペットがどれくらいの歳なのかわかるのでおもしろいですよね!
ぜひ、 参考にしてみてください(*^^*)

そして今年も紅葉見てきました♬
秋を味わえて素敵な気持ちになれました!


お散歩の練習

2020/11/01 吉井先生

こんにちは獣医師の吉井です。
お散歩のお話の続きです。

お散歩には練習があります。
練習といっても難しいものではありません。

  1. 首輪やリードに慣れる
    仔犬さんの場合は自宅の中で首輪やリードを着けてあげて、 この習慣に慣れる事から始めましょう。
  2. リードで一緒に歩くことに慣れる
    リードは引っ張らずに緩んだ状態をキープしましょう。 怖がって動けない子にリードを引っ張ってしまうと、逆効果になってしまいます。最初はお家の中から始めましょう。
  3. 空腹時を狙う
    空腹時におやつをうまく使いながら歩く練習を行うとルールを覚えることと同時に環境に対する良い条件付けにもなります。

まずはお家の中から始めて、外には短い時間・短い距離から始めましょう。

次は歩くルールです。
お外のお散歩ではリードを引っ張りながら歩く子を多く見かけます。
歩くルールというのは一緒にお散歩する上で、引っ張る行為はやめようねということと思ってください。

  1. リードは歩いている最中は“し”の字をキープするようにしましょう。
  2. ①の状態でお散歩できていれば、その都度褒めてあげてオヤツをあげて下さい。
  3. リードを引っ張って先に行こうとした時は、飼い主さんは立ち止まって動かないで下さい。
  4. ワンちゃんが思い通りに進めず、飼い主さんの方を振り返ったら、褒めてあげて自分の足元でオヤツをあげて、お散歩を始めて下さい。 ここで、すぐに引っ張ってしまう場合は③に戻って下さい。
  5. ①のようにお散歩できていたら、②のようにオヤツをあげて下さい。

この①〜⑤を繰り返してルールを教えてあげて下さい。
慣れるまで時間がかかることがありますが、継続が一番の近道です。 このようにお散歩が出来ると、この先、長く楽しく一緒に過ごすことが出来るようになると思います。

お散歩はトイレのマナーや、吠えてしまうなど、様々な問題に遭遇することがあります。
ただ、必ず解決への道はありますので、気になることがある方は、どうぞご相談ください。


江津湖にはたまに遊びに行きます。熊本に帰ってきたなと思う場所の1つです。

お散歩デビュー

2020/10/01 吉井先生

こんにちは獣医師の吉井です。
今月はみなさん大好き、お散歩のお話をさせて下さい。

カシマ動物クリニックの特徴の一つが仔犬さんの診察が多いという点です。
仔犬さんと来院される皆様は、これから始まる新たなご家族との生活に胸を踊らせていらっしゃいます。
そんな新生活の目玉はやはり、お散歩でしょう。

今回は仔犬さんのお散歩デビューについてのお話です。

第1回目は、お散歩の時期についてお伝えします。

“いつからお散歩してもいいですか??”
と言った質問は多く受けます。

結論からお話しすると、お散歩はワクチン接種が完全に終わってからをお勧めしています。
大体生後3〜4ヶ月目になります。

そんなに待てないよ〜!!
っと思われるかもしれません。
しかし、すみません。伝染病に対するリスクを最大限下げるためです。
( 他にも、フィラリア予防やノミ・ダニ予防とかも)

ただし、そこまで待ってしまうと仔犬さんの社会化期をすぎてしまい、外に対して楽しいイメージを持てない子が出てしまいます。
ですので、将来のお散歩を楽しく過ごしてもらうために、実はお外にはもっと早い段階でお出かけしてもらっています。

具体的には、お家に慣れた頃から窓の外を一緒に見せてあげたり、抱っこしてお庭に出たり。
あるいはお家の周りを抱っこしたままお散歩したりなどです。

このような大好きな飼い主さんと一緒に行う行動が、仔犬さんにとって外の世界に対する良いイメージとして記憶されます。
良いイメージがあれば、実際にお散歩を開始した時に、恐怖よりもワンちゃんの強い好奇心の方が勝り、お散歩はより楽しいものになってくれます。

感染予防と新たな生活の両立。( どこかで聞いたような耳の痛い話ですね )
少し大変な面もありますが、将来の楽しい生活のためには注意しながらでも行うメリットは大きいです。

さて今回はここまでです。
お散歩のお話は他にも、 “お散歩の練習??”や“歩くルール”などのお話しもあり、また次の機会にお話しさせてください。



お散歩まだ??? って毎朝起こしてくれます。

歯磨き

2020/09/01 藤原先生

歯磨きについて なかなか思うように外出しずらい昨今ですが、この機会にお家の子の口の中を見てみませんか?



もしこんな風に歯の根元のところに茶色いザラザラしたものがついていたらそれは歯石です。
写真では歯茎は赤くなっていて歯肉炎も起こっています。
こうなると口から悪臭があったり、歯の根っこの周りの骨は溶けかけているかもしれません。
歯が悪い状態は食欲が減ったり、細菌感染の原因になるなど全身のトラブルの原因になりえます。
こうなると麻酔をかけての歯石除去や抜歯などの処置が必要になります。病院にご相談ください。


この写真は抜けてしまった歯です。根っこの周りが灰色になっているのが分かりますね。


こちらは上顎の歯の根の周りが膿んでしまいしまい目の下につながって膿が出ている様子です。こうなってしまう前の対策が望ましいです。

お家のワンちゃんネコちゃんの口をみて、まだ白くて歯が綺麗ならば、その状態を保つためにも「歯磨き習慣」を始めませんか?

歯磨きの方法は、 歯磨きガム、 歯磨きシート、 歯ブラシ等々といろいろありますが、いずれも長所短所がありますのでそれを意識して使い分けるとより効果的です。

歯磨きガムの長所は何といっても「始めやすい」こと。おいしく歯もきれいにできたらワンちゃんもうれしいと思います。しかし短所は「歯周ポケットには効果がない」「すぐ飲み込む子では効果が薄い」ことです。歯肉炎の原因は歯周ポケットにあることが多いので、歯磨きガムだけでは不十分です。

対して歯磨きシートは「狙ったところを磨ける」「口の様子が観察できる」という点でもいいと思います。しかしやはり「歯周ポケットには効果がありません」

最後に歯ブラシですが「慣れが必要」「受け入れてくれる子とそうじゃない子がいる」というの欠点ですが「歯周ポケットにも届く」「指を直接入れるわけではないので噛まれる事故は少ない」というオーラルケアには理想的な長所を持っています。

幼いうちから少しづつでもブラッシング習慣づけることが大人になったときの健康につながります。
またいずれ方法のも歯石をとることは出来ないので歯が綺麗なうちから始めるのが肝要です。

ブラッシングの方法などは資料をお渡しすることもできるので当院でご相談いただけたら幸いです。

また8月より再開予定でした「子犬歯磨き教室」は新型コロナの感染者増加により再開を延期しております。
教室の再開の折にはホームページ等でお知らせいたします。  

夏に気をつけたいこと

2020/08/01 藤原先生

こんにちは。雨があがり暑い日々が続きますね。夏の暑さは人にも堪えますが、ワンちゃんネコちゃんもつらいかもしれません。 そこで今回は身の周りのことで夏に気を付けたいpointをおさらいしてみましょう。

車内はサウナ? 置き去り注意!

ほんのわずかな時間でも車の中は急激に温度が上がります。人と比べてワンちゃん猫ちゃんは体温調節が苦手ですので、熱中症など重篤なトラブルにつながります。高温の車内に置き去りにしないように気をつけてください。

日なたの道路は灼熱地獄!アスファルトで火傷にご注意!

夕方になっても地面の熱はまだ冷めていません。お散歩の時などは地面を触ってみて熱くないかをチェックしてみましょう。

お水がお湯に! 日なたに置く場合は注意
かくれていました外の水入れの水蒸発してしまっていたり、熱いお湯になっていてワンちゃんが飲みたくても飲めなかったなんてことありませんか? 日の当たるところに飲み水を置く場合はこまめにチェックしてあげてください。

夏は皮膚病のシーズン
夏は様々な理由により皮膚のトラブルが多いシーズンです。耳や体がかゆい、湿疹や脱毛があるなどの際は獣医師にご相談ください。

フィラリア症の予防シーズン
夏はフィラリア症の予防シーズンです。飲み忘れ等ないようにお願いします。フィラリアは蚊を介して感染する寄生虫です。ノミ、マダニ同様に常に予防の意識を忘れずに!

夏バテ??
暑い夏に元気や食欲が減るワンちゃん猫ちゃんも確かにいらっしゃいますが、実は病気が隠れていました!っというケースもよく見られます。痩せてきた、元気がなくなってきたなどの症状がある時は診察を受けられることをおすすめします。


まだまだ続く暑い夏。ワンちゃん猫ちゃんを暑さから守ってあげましょう。

子犬のしつけ

2020/07/01 かわぐちさん

こんにちは(^^) 看護師の河口です。
私は本院の城南さくま動物病院で毎月開催しているパピーパーティーを担当しています。

今回は…
子犬さんが成長するにつれて、吠えや甘噛み・トイレの覚え方など子犬さんの問題行動あるあるについてお話ししたいと思います。子犬を育てている飼い主さんの悩みの種になっている事だと思います!

子犬さんは正解の行動など分かりません。
子犬さんが問題行動をしないようにする為には飼い主さんが教えて覚えさせる事が大切になってきます。
そこで間違った方法でしつけをしてしまうと…もっと大変な行動をとってしまったりと悪循環になる事もあります。

しつけをする中で信頼関係を築く事も大切です。
そこでお家でもできる子犬さんの全身を触ってみる事から始めてみましょう!

なんで?って思った皆さん…
ワンチャンは体の端の部分、感覚神経の敏感な部分を触られることを嫌がる傾向があります。
しかし飼い主さんが触る事で信頼感を与え、服従心を育てる事にもつながります。
ワンチャンを仰向けに寝かせ、手足、お腹、耳や口周りなど触ってあげてください。

ここで注意です!!無理矢理に絶対しない!!

最初は嫌がると思うので少しずつ触ってあげてご褒美をあげてください。
仰向けに寝かせ体を触ってあげると安心して寝る様子が見られるようになったらとてもリラックスして服従本能が発達している行動だと思います。

日頃から体に触れる習慣をつくっておくことで、正常な体の状態を知ることにも繋がります。小さな異常に早く気づけるメリットもあります。

出来ないことを前提に!!少しずつできた喜びを感じる事も信頼関係を築く上で大切です!
人と同じで何度も繰り返しの練習が必要です。 根気強く家族みんなで取り組んでいきましょう。

もっと詳しくしつけを知りたい!他の飼い主さんやワンチャンと触れ合ってみたい!絆をもっと深めたい!と思う飼い主さん!
毎月第3日曜日に本院の城南さくま動物病院でパピーパーティーを開催しています☻
是非機会があれば参加してみてください!


写真は専門学生時代に担当していた ウェルシュ・コーギーのマーチちゃんです♪
仰向けにして体を触っていると寝てしまっていました(笑) 表情がリラックスしていますね★


新型コロナウイルスに負けずに

2020/06/01 かとうさん

こんにちは。看護師の加藤です。
社会人となり1年が経ち、覚えることも多くあっという間の1年でした。
最近では、カシマ動物クリニックの受付を1人で任せてもらえるようになりました。まだまだ不安はありますが、たくさんの飼い主様とお会いし、お話ししながらとても楽しくお仕事をしています!

しかし、今は世界的なコロナウイルスの影響で自粛しながらの生活はとても大変です
病院でも予防を徹底し、飼い主様にもマスクの着用やアルコール消毒などにご協力をお願いしながら、安心して来院していただけるよう心がけています。

私は韓国旅行によく行っていたのですが、今はいつ行けるかわからない状態なので、少しでも行った気持ちになれるかと思い写真を見返したりしていましたが、もっと行きたくなるだけでした(笑)
韓国旅行では、観光地にはあまりいかないのですが「Nソウルタワー」の夜景がとても綺麗だったので、次は「ロッテワールドタワー」の夜景も見に行ってみたいなと思っています。
旅行中はご飯を食べたり、カフェに行ったりする事が多いので、早く韓国旅行に行けるようになって欲しいです

1日も早くコロナウイルスが終息し、今まで通りの日常生活が戻るまでコロナに負けずに頑張りましょう!!!



トイレのしつけ

2020/05/01 たなかさん

こんにちは。看護師の田中です。

カシマ動物クリニックに来院される方の多くは子犬、子猫さんが多くいるのですが、初めて犬さんや猫さんを飼われた方とお話をすると、色々と困っている方が多くいることを知りました。

特に多いのがトイレのしつけの仕方がわらない、何でも噛んでしまうと言う困りごとです。
そこで今回はトイレのしつけの仕方についてお話します。

トイレのしつけではじめにすることは場所を決めることです。

トイレの場所を決めたら子犬の行動範囲を制限し、制限した範囲全てにペットシーツを敷きます。
しばらく繰り返すと子犬が大体同じ場所にトイレをするようになります。
その場所から遠い場所のペットシーツを外していきペットシーツの面積を狭くしていきます。




それでも上手く行かない時はトイレの成功率をあげてあげます。

例えば、子犬がソワソワしだしたらトイレに連れていく。
トイレに成功したらすぐに褒めてご褒美をあげる。
トイレのタイミングのチェックシートをつくる。
チェックシートつけるとトイレをする時間が分かるようになり、トイレに連れて行きやすくなります。

ケージに入れているとそこでトイレをするけど、ケージから出すと別の場所にする子もいます。
そういう子にはその場所に行かないように柵をしたり、その場所をトイレと思ってる可能性もあるので大丈夫であればその場所をトイレにするという方法もあります。

トイレを早く覚えさせるポイントとして、失敗をさせない、失敗をしても怒らない、成功したらすぐにご褒美をあげる、トイレのしつけに専念できる時間を作る、排泄中に声をかける等です。声をかけることによりして欲しい時にトイレをしてくれるようになります。

今、新型コロナウイルスで外出自粛をしてお家にいることが多いと思いますので、この機会にトイレのしつけで困ってる方はぜひ実践してみて下さい。


フィラリアのお話し

2020/04/01 藤原先生

暖かくなってきましたね。
花見や春休み入学などなにかとすることの多い季節ですが、この季節に忘れてはいけないのがフィラリア予防です。

フィラリアは犬糸状虫とも呼ばれ成虫はイトミミズのような形をしています。
大きなものだと長さが30センチに達します。感染したワンちゃんの心臓と血管にはこんな虫が数十匹も入ることがあるという・・・・聞いただけで鳥肌がたちますよね。

そもそもなぜこんな寄生虫にかかるかといいますと。

  1. フィラリアにすでに感染したワンちゃんの血液の中にはフィラリアの幼虫が大量に流れています。
  2. 蚊がその血液を吸血して、蚊の体内にフィラリアの幼虫を取り込みます。
  3. その蚊が健康なワンちゃんを吸血するときに蚊の体内からワンちゃんの皮膚の中に幼虫を送り込んでしまいます。
  4. 送り込まれた幼虫は皮膚、皮下脂肪、筋肉へと2か月以上時間をかけながら成長し潜っていき、血管に到達します。
  5. 血管に達した幼虫は血流にのって心臓や肺動脈という太い血管の中にとまり成虫になります。
  6. 成虫は大量の幼虫を産んで血液の中をまた流れます。

  
  血管の中を流れるフィラリアの幼虫のイメージ図



フィラリアに感染したワンちゃんの血を吸った蚊が他のワンちゃんに移します。

フィラリア症の症状は様々で慢性的なものから急死するような急性なものもあります。
軽度なものでは無症状であったり咳や元気食欲の低下が主ですが。重症化すると失神したり、腹水がたまるといった症状が出ることがあります。
また心臓の右心房というところにフィラリアが入ってしまう「大静脈症候群」という状態になると突然の不整脈や黄疸、血尿などの症状がでて急死してしまうことが多いです。
フィラリア症はなってしまうと対処が難しいため予防が大切です!

予防方法は

  1. 首筋に垂らすスポットタイプ
  2. 食べるチュアブルタイプ
  3. 注射するタイプ

の三つがあります。
注射タイプは一回の注射で一年間効果が続きますが、他のタイプは5月~12月まで毎月投与が必要です。

こういったお薬は体に入ってしまった幼虫が成虫になる前に駆虫する作用があります。
蚊に刺されて幼虫が体に入った場合、だいたい一ヶ月程度成長した幼虫がもっとも薬の効きが良いため、
 4月にうつされた虫を5月の投薬で駆虫
 5月にうつされた虫を6月の投薬で駆虫
  ・
  ・
  ・  
 11月にうつされた虫を12月の投薬で駆虫
というように年間の予定を立てますので毎月の投薬が必要で、飲み忘れがないように気を付けないといけません。

忘れにくくするコツですが
 ・毎月○○日と決める
 ・カレンダーの日付のところに薬を貼っておく
 ・一年間効果のある注射タイプに変える
等あります。ご家庭にあった方法を探してみましょう。

また、食べるタイプや首筋に垂らすタイプはノミなどほかの予防効果があるものもありますので、獣医師にご相談ください。

また、フィラリアにすでにかかっているワンちゃんがフィラリア症の予防薬を使用すると副作用が出やすいため、当院ではフィラリア薬の処方前に血液検査(所要時間15分程度)を実施しています。

春は予防シーズンですので。きっちり済ませて楽しく過ごしてくださいね。

寄生虫のお話し

2020/03/01 藤原先生

暖かかかったり、寒かったりとよく分からない今日この頃ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回の カシマ動物クリニックからのメッセージは、意外に身近な寄生虫の問題です。

カシマ動物クリニックが開業してまだ間もないですが、その間に来ていただいたワンちゃんネコちゃんで見つかった寄生虫は
ノミ
ダニ
シラミ
疥癬ダニ
耳ダニ
マンソン裂頭条虫
・・・・Etcと数多くです。

それぞれを少しご紹介

ノミは言わずと知れた寄生虫の代表格ですが・・・
成虫の大きさは2mmほどで、肉眼でも見えますが、卵の大きさは 0.5mmと、肉眼ではほぼ見えません。

大食漢の寄生虫で1日に体重の15倍もの血液を飲みます。
13℃を超えると繁殖できるので室温はノミにとっても過ごしやすい気温です。 恐ろしいことですがノミ1匹あたり1日で約30個の卵を産みます。家に持ち込んで増えてしまうと根絶が大変です。

ダニはSFTSという人や動物が死亡することがあるウィルス運ぶ可能性があります。
4~8mmが血を吸う前の成虫の大きさですが、血を吸うと何倍にも大きくなります。 数百~数千個の卵を産むことができるため増えるスピードも速いです。

ダニは体に食いついてゆっくり吸血する習性があり成ダニは1週間かけて吸血します。 一般的なダニが一生の中で吸血する回数は3回だけです。たった三食で一生を過ごすと考えると不思議な生物ですよね。

もう一つのダニが吸血するときの特徴は、刺されてから2日を過ぎると強力な接着剤のようなものでくっついてしまうので、ピンセットでとるのが困難になるということです。さされる前に予防薬を使うことが大切です。

シラミは毛や皮膚に寄生します。人間でも問題になることがありますが、犬に寄生するシラミは犬ハジラミといい基本的に犬にしか寄生せず、猫にも猫ハジラミが寄生することがあります。
症状のない子もいますが、重症例では貧血を起こすことがあると報告されています。

疥癬ダニは猫も犬もかかることがあり、野生動物でも見られます。
犬の場合は寄生している数が少ないにも関わらず激しいかゆみを起こすことがあります。
犬は耳の端、猫は頭に病変が出ることが多く血が出るほど激しくかきむしり、厚いかさぶたができるのが特徴です。かゆみの度合いはトップクラスです。

耳ダニは耳の中に寄生するので耳ダニという名前ですが、実は耳の周りにも出ることがあるといわれています。耳の中に耳ダニが寄生すると一般に“コーヒー殻のような”耳垢が大量に出てかゆみを引き起こします。
大きさは0.4mmほどですので肉眼ではなかなか見えませんが、耳鏡や顕微鏡を使うと動いているのが分かる場合があります。耳ダニによって起こってしまった外耳炎は耳ダニを駆虫しないとコントロールすることが難しいです。

マンソン裂頭条虫は外でカエルや蛇を捕って食べるようなワイルドな猫さんで見かける寄生虫です。
寄生虫は長いものだと1~2mに達し、平たい紐状です。ほかの条虫に比べて駆虫薬が多く必要なこともこの寄生虫の特徴です。

ハイキングに行ったり原っぱで遊んだりが気持ち良い季節となってきますが、ぜひ予防をお願いします。


顕微鏡で見つけた耳ダニです。

カシマ動物クリニックに行ってみよう♪~最終回~

2020/02/01 吉井先生

こんにちは。獣医師の吉井です。
2月になりましたね。暖かくなったなと思ったら急に寒くなったり体調管理が難しい季節です。みなさまどうか体調に気をつけてください。

さて今回は
 ① “診察が終わった後はどーすればいいの?”
 ② “手術ってできるんですか?”  
の2本立てです。

① 診察が終わった後はどーすればいいの?”

診察が終わりましたら皆様は待合でお待ち下さい。
以上!!

・・・なのですが、院内では診断に基づき必要なお薬の準備、ワクチンなど各種証明書の準備、会計の準備などをさせて頂いております。



ここは間違いのあってはならない所なので正確に、できるだけ早く、スタッフ一同作業させてもらっています。
多少お時間を頂くことがございますが、ご了承ください。

さてさて、ここまでを持ちまして当院での来院から診察の流れはおしまいになります。

② “手術ってできるんですか?”

当院はイオンモール内にあります。

イオンの中で手術?? できるの??
と思われる方も多いかと思いますが、

もちろん、手術はできます。
院内に手術室、人工呼吸器、麻酔器、麻酔モニター、滅菌器など十分な設備を備えており、安全に手術を行える環境を整えています。
( 詳細は院内設備をご参照ください )

経験のある獣医師がしっかり患者さんの状態を確認しながら安全に手術を行っています。
( 獣医師としてはこれだけしっかりした設備を整えて頂いてかなり助かっています)

また、対応できる手術は各種ありますので、ご相談頂ければと思います。

今回は2本立てで長くなってしまい申し訳ございませんでした。
最後まで読んでいただき感謝しております。
さて、9月から始まった当院の紹介ツアーも今回をもって最終回となりました。
みなさまに我々のことを少しでも多く知って頂きたいと思い始りましたこのツアーで少しでもみなさまのお役に立てていれば幸いです。

新年明けましておめでとうございます♪

2020/01/01 吉井先生

こんにちは獣医師の吉井です。
新年明けましておめでとうございます。
みなさま、お正月はどのように過ごされたでしょうか??
ワタシは、また、タ、タイジュウが・・・・

それでは、院内ツアーの5回目ですね。
みなさん当院のコトについて詳しくなって頂けているでしょうか?

今回は、“超音波検査をしましょうと言われたんですけど・・・”です。

超音波検査は、前回のレントゲン検査と同様に体の中を覗いてみる検査です。
ただ、レントゲン検査とは違い、空気や骨などは不得意です。
(というか、全くといっていいほど見えません!)
でも、それ以外なら殆ど何でも見えてしまうのが超音波検査なのです。
とっても便利。

特に、心臓やお腹の内の臓器を見ることが多いです。
超音波を使って私たちは、
臓器の形はおかしくないのかな?
動き方は問題ないのかな?
血液の流れに異常はないのかな?
といったことが見える様になります。
本当に便利。

実際にワンちゃん、猫ちゃんはどうやって検査を行なっているかというと、こんな感じです。



暗い・・・・。
(キレイに画像が見える様に部屋を暗くして検査を行います。)
その時のワンちゃん、猫ちゃんはこんな感じ



ふっくらマットにゴロりんしています。
寝心地はいかがですか??

超音波検査は体への負担が少なく、痛みも出ない検査なので、必要な時は積極的に行なっていいものと思われます。

大きな機械を使った検査は今回までとなります。
それではまた次回。
つづく・・・・・

カシマ動物クリニックに行ってみよう♪~Part 4~

2019/12/01 吉井先生

こんにちは。獣医師の吉井です。
今年ももう12月ですね。いつも、1年経つのは早いなぁとこの時期には思っています。

さて、院内ツアーの4回目ですね。
今回は“ワンちゃん、ネコちゃんのレントゲン検査ってどうやってるの?”です。

なんと・・・と言うか、もちろん当院でもレントゲン検査ができます。

レントゲン検査は、体にX線をあてて、体の中を白黒写真にして覗いてみようという検査です。
(わかったような、分からない様な・・・・)

大まかには、骨と空気(肺)を見る検査と思って下さい。

ちなみに当院のレントゲン検査室はこんな感じです 。



レントゲン検査中はバンザイをしたり、横向きになったり、ポーズをしっかり取ることが重要なのです。

みんなレントゲン検査中はこの様な感じで協力してもらっています。

 

検査結果は診察室の液晶ディスプレイを使って説明させて頂きます。

今回はここまでです。
では、また来年お会いしましょう。

つづく。。。。

カシマ動物クリニックに行ってみよう♪~Part 3~

2019/11/01 吉井先生

こんにちは、獣医師の吉井です。
朝晩はかなり寒くなってきましたね。
体調管理が苦手な私は結構苦労する季節になってきました。

さて、院内ツアーも3回目ですね。
今回から3回に分けて検査についてお話しさせて下さい。
今回は“えっ!!血液検査なんてきいてないよ〜”です。

検査という言葉にはみなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか?
大切だ。怖い。難しい。良い事だけ知りたい。など、様々だと思います。

血液検査とは、その名の通り採血をさせて頂き、様々な機械を使って調べていくものです。

さまざまなキカイ??


こういう機械や、



こんな機械です。
キカイを見てもワカラナイ、、、ですよね。


血液検査は主に体の内のことを診ていると思って下さい。
皆様の中にもご経験された事のある方はいらっしゃると思います。

今、体の中ではどのようなことが起きているのかな?
肝臓・腎臓などの臓器はキチンと働けているのかな?
といったことを調べています。

外から見ただけでは分からないコトを教えてくれたり、目に見える症状の原因を教えてくれる大切な検査です。

唯一の難点としては、採血をしなければならないコト。。。
そ〜なんです、針を刺さなければならないので、私たちも採血の時は“ゴメンね”って気持ちで一杯です。

今回は、検査の1回目。血液検査について簡単にお話をさせて頂きました。
次回は、検査の2回目。レントゲン検査についてです。
つづく。。

カシマ動物クリニックに行ってみよう♪~Part 2~

2019/10/01 吉井先生

こんにちは獣医師の吉井です。
秋ですね。涼しくなってきてますね。
さて、カシマ動物クリニック院内ツアーの続きです。
今回は第2回、“診察室って緊張する”です。

ガラガラ〜〜。
診察室の中はこんな感じです。


体重計と一体になった診察台。


各種説明をさせて頂く時に使用する液晶ディスプレイ。
聴診器。など、シンプルな作りになっています。

診察室って不思議なもので、殆どの子がここに入ると“カチン”って固まってしまいますよね。
(私自身も人のことは言えないのですが・・・)

ですので、診察室に入ったら“リラックス”が重要なのです。
“すぐに診察台に乗せなきゃ〜” とか “ケージから早くでして診てもらわないといといけない〜” となりがちですが、まずはお話を聞かせて頂いて、その間に診察室に少しでも慣れてもらい、それから診察台に向かった方が良い場合が多いように思われます。


さて、診察の流れを少し。
緊急の場合を除けば、最初は飼い主様とのお話です。
次に診察台で体重を計って、いよいよ身体検査です。
身体検査とは、皆様のワンちゃん、猫ちゃんがあまりにも可愛すぎるために私達がいっぱいなでなでさせてもらう事・・・ ・・・・・ではなくて。(スミマセン)

身体で痛い所はないかな?
皮膚に問題はないかな?
脱水や貧血などはないかな?
など、身体を見て、触ってわかる異常は無いかを診るものです。

続いて、聴診です。
そう、病院といえば聴診器。
皆様の多くが連想されるアレです。
聴診では主に、
心臓の音は問題ないかな?
肺の音はどうかな?
お腹の音は?
といったことを検査しています。

今回は診察室の中のことをお話しさせて頂きました。

次回は検査についてお話しさせて下さい。

つづく・・・

カシマ動物クリニックに行ってみよう♪

2019/09/01 吉井先生

こんにちは獣医師の吉井です。
カシマ動物クリニックが皆様にお伝えするメッセージの第2回です。
我々カシマ動物クリニックのことを皆様にもっとお伝えできないかと思い、今回からこの場をお借りしてカシマ動物クリニック院内ツアーを開催させて下さい。

1回目は“カシマ動物クリニックに行ってみよう”です。

カシマ動物クリニックはイオンモール熊本内にあります。
ですので、ドン!!

駐車場はいっぱいあります。(5000台停められるそうです。・・・5000台!?)

しかし、そーです。イオンモールはいつも車が多いです。
お店に近い所から停められるので、少し離れた所に駐車しないといけないコトがあります。
時々、“モールには着いたけど、病院に来るまでに時間が掛かっちゃった”とのお声をいただく事があり、皆様にご迷惑をお掛けしてしまい申し訳なく思っております。

さて、
イオンモールのPetemo内に入るとカシマ動物クリニックの受付があります。

診察券をお持ちの方はこちらで本日の症状と診察券を提示して頂き、初めましての方は問診票のご記入をお願いしております。

受付が済みますと、すぐ横の待合で順番が来るまでしばらくお待ち下さい。



あら、先にお待ちの方が・・・



いえいえ、当院待合の癒しスポット“くまモンさん”です。



くまモンの近くで待つもよし。



くまモンから離れて待つもよし。・・・です。



「〇〇さん、お待たせしましたー。 」
順番が来ましたね。
今回はここまでになります。

次回は、いよいよドキドキの診察室です。

つづく。

“メッセージ” はじめました!!

2019/08/09 藤原先生

今月より、カシマ動物クリニックがもっと皆様の身近な動物病院になれるようにと思い、スタッフでメッセージをホームページにアップする事になりました。
1人目は獣医師の藤原です。

毎日のように猛暑のニュース出ており、オーナー様もワンちゃん猫ちゃんも体調を崩しやすい時期ですがお元気でしょうか?

カシマからのお願いです。
カシマにご来院の際に、診療や検査、院内の作業などで受付に人が居ない場合があります。その時には是非、写真につけました呼び出しベルでお知らせ下さい。
ご不便をおかけしておりますが、宜しくおねがいします。

また、待合室が開放されておりますので、ケージやリードが無いと診療で緊張したワンちゃん猫ちゃんが逃げ出してしまう危険性があります。大きなトラブルの元となりかねませんのでどうかケージをご利用下さい。

最初の投稿がお願い事で申し訳ありませんでした。

4月に開院して以降皆様に支えていただき、もうすぐ丸5ヶ月が過ぎようとしています。
はじめは普段は本院の城南さくま動物病院に通っていただいている方がカシマに来院されるケースがほとんどでしたが、最近は全く初めましての患者様を診せて頂く事も増えまして、認知されて来ているのを感じております。
もっと皆様に必要とされる、頼りにしてもらえる病院になるべく、スタッフ一同頑張っていきますのでどうかよろしくお願いいたします。


Kashima Animal Clinicカシマ動物クリニック

〒861-3106
熊本県上益城郡嘉島町上島字長池2232
イオンモール熊本1階PeTeMo内
TEL 096-234-6980
FAX 096-234-6436

診療時間

水曜:10-12時・15-18時
土曜:10-12時・15-17時
月・火・木・金・日・祝日・第1水曜:休診
(第1水曜が祝日の場合は第2水曜日が休診となります。)